エルメシアとエル・・光と闇の戦いに終止符が落ちた・・・だが芯の敵は玉座の間にいる
クリスチャンロ−ゼンクロイツだった・・・彼を倒さねば・・本当の平和はこない・・・
一同は・・玉座の間についに乗り込んだ・・・・
ばたん!!!!!
玉座の間の扉を蹴りあけ・・・なだれるように乗り込んだ・・・次の瞬間
静寂の玉座にパイプオルガンの音が響き渡った・・・
〔よく着たな・・DivineGuardian・・ここがお前たちの墓場となのだ・・この曲は
私から君たちへに捧げるレクイエム・・・気に入っていただけたかな?〕
〔ふさけるな!ロ−ゼンクロイツ!!墓場となるのはお前のほうだ!!〕
次の瞬間・・・メンバー全員の頭上にゴットプレートが降臨し・・装着された・・
〔いくぞ皆!!!〕
ワオー-------------ン!ワオー---------------------ン!
クドリャフカ&ガイエンはビ−ストベルセルクを発動し!
バルスはガッツを発動!
飛鳥は皆にファイヤ-エンチャント、ヘイストをかけ
ユーストマは、メテオシャワ-のスタンバイ
オクレ兄さんは全員にエビ&ブレを・・・
マチョネスはダカーナイフを構え・・・
こげぽんはマジカルアロ−を準備・・
そして、エルメシアは槍を構え・・・
〔おりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!〕
次の瞬間全員が飛び掛った・・・ガイエン&クドがロ−ゼンの両足に噛み付き・・動きを封じ・・
バルスはパラレルスティングで切りつけ・・・
ユーストマが雨嵐のようなメテオを打ち込んだ・・・
マチョネスはナイフを大量に打ち込み・・・
こげぽんはマジカルアロ−を次々と打ち込み・・
〔くらえ!!!!!!!!エントラップメントピアジング!!!!〕
最後にエルメシアの最強奥義が炸裂した・・・
そして・・このそれぞれの技がおりだす莫大なエネルギ-によって城自体が半壊していた・・・
噴煙が晴れ・・そこには無傷なロ−ゼンクロイツが立っていた・・・
〔ふははは・・・お前たちの力はその程度か・・しょせんは人間・・神に挑むとはおろかな者だ!!〕
ローゼンには攻撃は一切通じていなかった・・・そして逆にDGメンバーはロ−ゼンの繰り出す
衝撃波に飛ばされ・・柱や壁に叩きつけられた・・・
直も立ち上がり・・・攻撃を仕掛けたがかすり傷ひとつ付けられてはおらず焦り始めていた
〔なんてやつなの!ゴットプレートを装着しても攻撃がぜんぜん効かないわ・・・〕
こげぽんが立ち上がり・・・ローゼンを睨んだ
〔皆で攻撃個所を1箇所に集中するんだ・・・いくらやつでも効くはず!!〕
バルスが皆を励ましながら・・ガッツを発動させていた・・・
やあああああああああああああああああああ!!!!!!
バルスの指示でメンバーがいっせいに一箇所に攻撃を集中した・・だが・・
〔なに!!!!!!!!〕
攻撃はローゼンには届いておらず・・見えない壁が張り巡らされており、剣、槍、矢などは
5センチ手前で全て防がれていたのであった・・・
ローゼンは笑みを浮かべながら・・・
〔お前たち人間ができるのはここまで・・・冥土の土産に真の姿を見せてやろう・・・・〕
そういうとロ−ゼンの足元に魔方陣が浮かび上がり・・・見る見ると姿を変え闇の大魔王
の姿に変貌を遂げた・・・・
〔我が名は・・闇の世界の魔王スターゲイザー・・・人間よ・・ここまで来たことは誉めてやるぞ・・〕
〔負けてたまるかよ!俺たちは女神セレナとゴットプレートを信じ・・意地でもお前を倒す!!〕
エルメシアが単身槍を構えて特攻した・・・・・
しかし・・冷ややかに笑うスターゲイザーはエルメシアの攻撃を軽々と跳ね返した・・・
〔そういえばお前たちはゴットプレ−トという物が希望と言ったな・・・ならばその希望を絶望に
変えてやろう!!!〕
スターゲイザーは手のひらをエルメシア達に向けると夥しい閃光が放たれDG達を襲った
うわああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
エルメシア達は何十発・・いや何百発受けただろうか・・・薄れていく意識のなか・・
ゴットプレ−トが粉々に砕け散っていくのを感じ・・・その場に次々と倒れていった・・・
〔ふははははは!!どうした女神セレナよ・・お前の便りのDivineGuardianは全てこのざまだ・・・
言い忘れたが・・・私もかつては神だったのだよ・・ゴットプレートを破壊などは造作も無いこと・・・〕
スターゲイザーは高笑いしながら・・倒れてるDivineGuardian達の頭を踏みつけていた・・・
〔だめだ・・・とてもかなわない・・・パパ・・ママ・・・私どうしたらいいの・・・〕
薄れていく意識の中こげぽんはつぶやいた・・・・
〔エスカリーナー・・・・エスカリーナ・・・・〕
ごげぽんは・・懐かしい声を感じていた・・・
〔ママ・・・私もうだめ・・・ゴットプレ−トも壊れちゃって・・・闘えない・・私どうしたら・・・〕
そしてこげぽんの脳裏にある光景が浮かび上がった・・・
〔ママ・・・・パパ・・エスカリーナ歌えるようになったよ〜すごいでしょう〜〕
それはこげぽんが幼き頃のことだった・・・こげぽんがまだ用兵としてなる前の
ころ・・・王族の姫として育っていたころだった・・・
〔エスカリーナ・・もし、貴女にとてつもない試練が来たときはこの歌を歌うのです・・
さすれば・・・奇跡がおきるかもしれません・・・〕
〔ママ・・・エスカリーナ・・わからないよ・・・〕
〔あの歌・・・・平和と・・愛のあの歌を・・・・〕
こげぽんは意識を取り戻し・・・もてる力を振り絞り立ち上がったのだった・・・・・