松戸市・算命学鑑定・コーチングで 幸せのたねを育てる

算命学とは


「算命学」は、東洋の自然哲学や陰陽五行説がベースになっていて、今から3千年以上前に中国で発祥したといわれています。
古代中国では、主に政治的な軍略にもちいられる帝王学でしたが、やがて運命学にも活用されるようになりました。
この運命学が日本にもたらされたのは戦後で、文学博士(故)髙尾義政先生が算命学の膨大な理論を整理・統合し、昭和40年代に公開されました。
算命学では、人間の宿命や本質を理解するためには、ただ小さな視野をもって人間のみを探求するよりも、これらを生み出した自然や宇宙の中から探す方が、より早く的確に知ることができるという考えのもと、個人の生年月日を太陽暦にあてはめ、陰陽五行の干支を導き出して、あらゆる角度から分析していきます。(膨大な数の占技があります)
私たちの個々の性質や才能・行動パターン、人間関係から、さらに人生行程まで予測できる応用範囲の広い人間学で、その奥深さは占いの類だけでは語れないものです。人は常に他の人と関係することによって生きていますので、算命学でも周りの人との関係をとらえることを大切にしています。

 

自然のバランスに学ぶ~陰陽五行説~


東洋の哲学・思想の源流は自然思想であり、古代人は自然の中に「陰陽論」と「五行説」を見つけ出しました。
この「陰陽論」と「五行説」が融合して「陰陽五行説」となり、この五行の相生と相尅の相互関係は東洋医学や中国に起源する易学や推命学(算命学)の基本原理でもあり、今も受け継がれています。
■「陰陽論」とは
この世に存在するすべての事物には、 陰と陽(明暗、天地、表裏、男女など)があり、それらを陰(-)と陽(+)に分類する考え方が陰陽論です。
陰陽論は、有形、無形を含め、全てのものを陰と陽に分けることができると考えていますが、物事を陰と陽に分類する基準は、同一基準でなくてはなりません。

人間という基準で男と女に分ける。宇宙という基準で、天と地に分ける。一日という基準で、昼と夜に分ける。このことを一極二元論といいます。(一極=同一基準/二元=陰陽)
すべてのものが、陰と陽となる性質をもち、そのもの自身も陰と陽の質を重ねもっています。
陰と陽が一体となって事象が成立します。人間は、昼働いて夜眠るという生活を繰り返していますが、 この生活は人間が決めたものではありません。自然が作り出した昼と夜という法則に沿って、人間が暮らしているのです。
つまり、自然の法則が人間に影響を及ぼしているのです。
「五行説」では、自然界にあるものは「木」「火」「土」「金」「水」の五つの要素(五行)で構成されているとし、それらは互いに相生、相剋の関係で バランスを保っている、というのが定則になっています。


世の中で起こるさまざまな現象には必ず原因が存在しますが、その結果には多くの場合、個人的に都合の良いもの、悪いものの区別(価値)が付きまといます。
しかし自然界の中で生成流転するさまざまな事象には、良いも悪いもなく自然はただバランスの定規を持って、見守っているだけなのです。
バランスが崩れて偏れば、それをどのようにすればバランスに持っていけるのか、自然のさまざまな材料を使って、間接的に私たち人間に教えてくれるのです。
私たち人間も自然界の一部であり、調和の中に生きているものと考えると、自然のサイクルに抵抗したり、自然に反する行動をとれば、現象として困難な状況に陥ったり、自然淘汰が起こるのも不思議ではないわけです。
あらゆる自然物が我々の心とつながっているので、人は自然から学ぶという行為が必要です。
自然思想をもとに、人間について考えていくと、さまざまな謎が解けていきます。

 

運のサイクルを受け入れる


私たち人間は、この宇宙の自然界の一部として存在しています。
春夏秋冬と季節が巡ってくるように、運のいいとき、悪いときは、
どんな人にも平等に訪れます。

確かに、運の良い時期(盛運期)というのは、物事がスムーズに進み
現実面での恩恵も多く、社会に打ち出していく運気も盛んになります。
現実に生きる私たちには、理想的な状況だといえるでしょう。

一方、運の良くない時期(衰運期)はどうでしょうか。
これは、現実面での満足感が得られにくい苦しい時期と言えますが
今までのことを終息させ、次のステージへと向かうための大切な準備
期間でもあるのです。

実は、人生はこの時期が最も大切。
自分と向き合い、これまでのことを見つめ直すことで、内面が磨かれ
より魅力的な自分へと成長を遂げる「自己成長」のチャンスなのです。

自分が成長し視野が広がると、目の前に起こる経験はどれも必要なことで、
すべては自分のプラスになるという気持ちが生まれます。
すると、事象の吉凶には振り回されず、常に前向きの選択で行動が
できるようになるので、いつも充足した状態でいられます。

運の良し悪し、その判断は人の心が決めるもの。
人生を肯定的に捉えると、自然にあらがうことなく、
運のサイクルを素直に受け止められるので、楽に生きられます。
「自分は、毎日成長している」という信念を持って
この人生を楽しみたいものです。

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