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「よい演劇をより多くの仲間と、京都で観よう」 KYOTO ROUEN

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ハガキ寸評 9月例会 オペラ『ネズミの涙』

弱者が犠牲になる戦争   男性 60代       
 
こんにゃく座とは初めての出会い。ワクワクする口上。舞台中央のボンネットバスが不思議な空間を創っている。バスの上での演技、リンが撃たれて倒れたときにはハラハラ、ドキドキ。リンのリンの透きとおる声が遠くまで飛ぶ、心地よい。スモークや白いシーツのライティングがとても綺麗。
ピアノ、サムルノリの生演奏で、テンポのよい展開、飽きさせない。客席から自然に手拍子、オペラ仕立ての真骨頂。戦争は弱者が差別的に犠牲になる。商人と権力が戦争を引き起こす。私は、戦争反対だ。


リンの死に衝撃       男性 70代   
 リンは旅芝居一座のバスの屋根の上で、ドブネズミの軍隊の将軍にピストルで殺された。あっという間だった。考えてもみなかった。戦争の真ん中では、一秒先は死だ。その瞬間からリンの元気で、可愛らしい、生きている姿は見られなくなった。マンガンたちは「初めから娘はいなかったと思えば…」と言うが、それが戦争の中をしたたかに生き抜くということか。オペラシアターこんにゃく座の皆様、楽しい作品を本当にありがとう。

笑いの後に涙        女性 60代  
 チャンゴの音色が楽しくもあり、悲しくもあり、よかったです。題を見たときには「子どもだまし?」って思いましたが、ネズミたちの姿は今の私と重なり、喜び・悲しみ・絶望・そして生きる希望です。笑いの後に涙でした。ネズミの涙は美しくいとおしい。戦争は日常の隣に死があり、喜びの隣に悲しみがあると思い知らされました。戦争の中でしたたかに生きていく家族の姿と歌の数々、たかがネズミの命の重さと思っていたが、ネズミたちの喜怒哀楽を細かに描いた、いいオペラでした。

見応えある舞台      女性 70代  
 見応えがあり、内容もよかった。主役、ヒロイン、夫婦役の歌唱力もあり、聞きやすかった。ストーリーも納得できる内容であり、良かった。

熱演とチームワーク     女性 70代  
 昔、リン役の小林さんと同様に、親子劇場で娘たちと一緒にこんにゃく座を観ていました。演じる側に見事転身、拍手拍手です。声も演技も満点でした。エネルギッシュで速い展開の舞台で、前半はノリノリで観ていましたが、最後の方は年の故か、少し過剰気味で疲れました。が、熱演とチームワークには感心!その間のピアノ演奏でとても救われた気がしました。

胸にずしんと        女性 80代   
 京都労演では初めての劇団だそうですが、リズム感溢れる、面白くて楽しい舞台。でもそれだけではもちろんなかった。重い部分が胸にずしんと残った。笑いながら泣ける感じ。何より、出演者の怒涛のような迫力、エネルギッシュさに圧倒されっぱなしでした。
    
私達の姿          女性      
 バスをグルグル回して、ネオンをつけてと次々と楽しませて頂きました。ネズミと言っていますが必死に生きる私達だと思いました。世界中で命を粗末に考えている人たちに怒りを感じました。  

京都勤労者演劇協会

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