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「よい演劇をより多くの仲間と、京都で観よう」 KYOTO ROUEN

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ハガキ寸評 2019年2月例会 『愛の讃歌 ピアフ』

栗原さんに拍手                              男性   

 手際よくピアフの一生がまとめられ、折々に相応しい歌で締めくくられていました。栗原さん、美しく切れの良い動きで、息の長い俳優人生に拍手をおくりました。芝居と歌、難しい課題によく挑んで頂きました。公演を重ねることで、もっともっと小巻ピアフが練り上げあれると思います。再演を望みます。


細やかな舞台                               女性    

 舞台を縦横に軽やかに動き回られる小巻さんの若々しさにビックリ! 一人芝居であり、舞台装置の変化もない為、死を目前に自身の思いを語っているピアフと、当時の年齢を演じているピアフとの変化をガウンの着脱で表現されていたのでしょうね。また、ベッドの頭部の方向を変えて時の経過を表現したり、枕を抱きしめ我が子の死を悲しむ姿や、ガウンを抱きしめて語る姿に、まさにそこに相手がいると感じることができ、とても細かく工夫されていると思いました。小巻さんの歌声、ピアノ演奏はもちろん素敵でしたが、歌っていないときでもパーカッションがより細やかに心情を盛り上げ素晴らしい舞台でした。


楽しめた舞台                               女性   
 ピアフは私の好きな歌手です。パリに旅行した時も、モンマルトルの近くのシャンソニエにもゆき、フランス語のピアフの歌を聴きに行ったりしました。パリとシャンソンに憧れていました。京都の「パリ野郎」にもよく行きました。まだあるかどうか懐かしく思い出しました。例会の席もよく生演奏で小巻さんの声もよく、歌も楽しめました。舞台装置もおもしろかった。ひとり芝居もいろいろな方法があるのですね。楽しめた舞台でした。


小巻さんありがとう                          男性 68歳
 壮絶な人生と恋愛に生きたエデット・ピアフを、演技力と歌唱力で演じきった栗原小巻さん。心からありがとう。ピアノとパーカッションの生演奏も舞台を盛りたて、芝居の醍醐味を味わいました。一人芝居という難しいジャンルに挑みつづける小巻さん。ますますファンになりました。「その日のステージを会員と共に完成させていく」と語る小巻さん。鑑賞会と共に歩み続けていることが実感できる大好きな女優です


ピアフの人生を思う                           女性   
 美人でスマートでいいな思って観ていたけど、彼女の向きによっては、ところどころ言葉が分かりにくくて。前後の台詞で内容は分かったけれど…私が聞けないだけかな〜とも思った。芸は身を助けるという言葉もあるが、それでもお父さんも大分と助かっただろうに、病気には勝てなかったんだよね。そして、せっかく生まれた子供を、お母さんとして育ててあげてほしかったなと思いました。

真実のピアフ                              男性 63歳 
 どう生きたのか、死を予感したピアフが人生を振り返る。不幸な生い立ちと貧乏から歌で這い上がった成功物語。一方で、酒と麻薬に溺れてもがき苦しむ姿。どれもピアフに違いない。でもすべてではない。だから、彼女は大事なことを語りたかった。それが子供への思いの3つのエピソードで語られたように思う。若くして結婚し生まれた娘の2歳の死と悲しみ。セルダンの子への応援は途切れぬ愛を示す。子を捨てようとする不幸な女への応援。どれも純粋な心情のあらわれだ。真実のピアフが見える。
 幾つもの場面が展開し、何人もの人物が登場する。ところが、俳優が一人で表現していることを忘れてしまう。俳優の演技の面白さがに気づく。小巻さんの舞台で、若い頃観たブレヒトの「セチュアン」「コーカサス」を思い出した。寓意を込めた子供への愛、どう生きるのかを問う舞台だった。「ピアフ」と照応し、一人楽しんだ。小巻さんらしいピアフだった。


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