ホームタンク洗浄が必要な理由とは?
ホームタンク損傷の3大原因「水・サビ・ゴミ」から保護する必要があります
- ホームタンク内に水がたまる理由
- ホームタンク内の灯油の量が少ない場合、ホームタンクの設置場所や気候・温度変化によりホームタ ンク内部の壁面に結露が発生し水滴ができ「水」が溜まっていきます。
エアー抜き(通気管)の先端がサビで通気できない事もあります。
また、レベルゲージの破損なども原因となります。寒冷地の場合、冬期間は凍結する事もあります。
- サビが発生する理由
- ホームタンク内で発生した結露によって蓄積された水が原因で「サビ」が発生します。
- ゴミが混入する理由
- 通気口よりホコリや砂などが入り込みます。
タンク内部写真
約 18 年使用したホームタンクを、真ん中から切断して 中の様子を見た写真です。
残留水を乾燥させて取り除いたタンク底部の状態です。傾いて設置されていたので、向って左側の状態が悪く、右側はきれいな状態のままです。
石油暖房器具、給湯器への影響
- ストーブの使い始めに、水が出てきて火が消える事があります。
- ストーブにススがつきやすくなります。
- ホームタンクに給油するとストーブ等の燃焼が悪くなる事があります。(給油時に水等を攪拌してしまうため)
- 寒冷地の場合、ホームタンクからストーブ等までの配管が凍結して灯油が出なくなる事があります。
実際にあったホームタンク損傷事例
- 結露などの水分が原因のサビによりホームタンク底部の腐食により灯油流出事故が発生。
- 寒冷地の場合、ストレーナーに水がたまり、そこが凍結し破損し灯油流出事故が発生。
- ホームタンクからストーブ等までの配管が水分等が原因で腐食し油漏れが発生。