(有)宇佐美牧場の牛さんのお世話
(有)宇佐美牧場では、十数名のスタッフそれぞれに役割分担を決め、
週6日サイクルでのローテーション組みをしています。
が、完全な分業体制にこだわらず、個人の適性や興味のあることなども優先させて、
才能を伸ばし、色々なお仕事を全員がこなせられるように学んでもらうことが一番大切です
(有)宇佐美牧場では、本人の意欲次第でドンドン新しいことにチャレンジする気持ちを尊重しています。

それでは、牧場の1日をみてみましょう。
 搾   乳
AM6:30〜AM10:00 /PM5:30〜PM9:00
朝・夕の搾乳は牛たちにも私達ににとっても欠かせないお仕事です。
搾乳時間になると、牛群の入り口で、牛たちが「早く搾ってちょうだい」と言わんばかりに集まっています。
まず、ミルキングパーラーへ牛を追い込みます。
パーラーは両側に16頭ずつ牛が入って、一度に32頭搾乳ができるようになっています。搾乳時には、乳頭の消毒・ふき取りをしてからミルカーという搾乳器具を取り付けて搾乳します。搾乳が終わったら自動的にミルカーが外れて、もう一度消毒。この後乳量や乳房のチェックをします。一列全頭が搾乳し終わったら牛は搾乳室を出て、次列の牛が入ってくる仕組みになっています。
生後1〜3日目の仔牛はとてもデリケートな為、1階にある隔離房にて飼育されます。生後4日目から様子をみて、2階にある仔牛舎にクレーンエレベーターで移動します。
仔牛のお母さん代わりになって40〜43℃に温めたミルクを2g作って飲ませてやり、床換えをし、餌や水を、朝・夕毎回かえてあげます。
大体、生後1週間目で自動哺乳ロボットにて、哺乳するようになります。自家育成と呼ばれるホルスタインの雌仔牛は牧場で後継牛として飼養されます。
 清    掃
AM7:00〜PM8:00
朝・夕の搾乳の合間にフンだし係りの人がバケットローダーにて牛群の通路のフンだしをします。フンだしが終わったらベッドに石灰をふり、おがくずとコーヒー糟をミックスしたものを振り入れ、牛床を直してやります。
 哺    育
AM7:00〜AM10:00/PM4:00〜6:00
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