TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY FINAL

DREAM,A DREAM

2013.10.12〜10.27 東急シアターオーブ
2013.11.2〜11.17 梅田芸術劇場メインホール

CAST

鳳蘭 峰さを理 剣幸 杜けあき 安寿ミラ 紫とも 湖月わたる 
彩輝なお 星奈優里 朝海ひかる 彩乃かなみ 紫城るい 初風諄


未沙のえる 出雲綾

羽純るい 大真みらん 舞城のどか 美鳳あや 南海まり
彩海早矢 大凪真生 夢華あやり 彩星りおん 紗羽優那

GUEST PIANIST
麻路さき

DREAM GUEST
安蘭けい 水夏希

SPECIAL GUEST
榛名由梨 汀夏子 瀬戸内美八 高汐巴 平みち 日向薫 紫苑ゆう 
涼風真世(大阪のみ) 一路真輝 高嶺ふぶき 稔幸 真琴つばさ(大阪のみ) 
香寿たつき えまおゆう 姿月あさと 大和悠河

STAFF

構成演出/荻田浩一 

音楽監督/吉田優子<宝塚歌劇団>(編曲協力・竹内一宏)
作曲・編曲/甲斐正人 青木朝子
作曲・編曲/吉崎憲治 高橋城(編曲アシスタント 高橋恵)

指揮/上垣聡

振付/麻咲梨乃(振付助手・大畑浩恵) 原田薫 港ゆりか 西崎峰 名倉加代子



どり〜〜〜む るるるるるる〜〜〜♪
どり〜〜〜〜む らららららら〜〜〜♪

とつい口ずさんでしまう今日この頃(笑)
歌詞、ハッキリわかっていません^^;

ヤンさん、2013年の舞台はこれひとつ!

あ、1月に韓国で「ぼくせん」ありましたが・・・

あーーーーそれとファンにとっちゃ青天の霹靂
7月期連ドラ「救命病棟24時
桜庭睦子看護師長役でレギュラー出演もありました!

家に居て毎週ヤンさんにお会いできるという幸せな数か月でありました

そして10月、11月は
舞台「DREAM,A DREAM」

前述のとおり豪華絢爛たる宝塚OGキャストによる
宝塚100周年前夜祭であります

演出は荻田先生

期待通り、いえ期待以上の素晴らしいショーでした

宝塚を卒業し新たな世界で
男役、女役という枠から飛び出して
歌うこと、お芝居すること、踊ることをやめないでご自身を磨き続けていらした
元宝塚トップスターさんたちの「今」が生きているショー

しかも99年の歴史の中での錚々たるショー作家のみなさまの
それぞれの代表作の中から、名曲を選び
懐かしい曲であるのに、初めて聞くような新鮮さも感じさせてくださり
観客を飽きさせない演出
飽きないなんて程度じゃないです

わあこのスターとこのスターが一緒に踊るの!?
あの方が歌ってこの方が踊る??
舞台のさらの上の銀橋にもスターがいて
目がもっと欲しい〜〜と思いましたもんね

でも目移りする目もヤンさんが登場されると
ヤンさんにくぎ付けになっちゃうんですね

ファンだから*^^*

さて順を追って感想を、と行きたいところですが
しっかりなんて覚えていませんので
おけぴサイトの公開舞台稽古レポを参考にしつつ感想を綴りたいと思います



ACT1 
レビュー


さ〜〜〜と緞帳が上がってショーが始まるのかと思いきや
なんと客席に遅れたおばちゃんが「私の席、どこやろ」と入ってきはるんです
係員さんが、こっちこっちと案内しようとするんやけど
超マイペースなおばちゃんなのであっち行ったりこっち行ったり
客席に誰か知ってる人を見つけたら「バトラーさんや」というたり
ほんまにはた迷惑な・・
しかもバッタリファン友さんに出くわしたりなんかして
「元気や
った?」とか喋る
つかみ最高!
未沙のえるさんと出雲綾さん(笑)

で、舞台上の超スペシャルなお席に座ると
なんとなんとなんと〜〜〜!!!!!!

その座席から、じゃーん!
スターたちが立ち上がってポーズするではないですか!!
もちろんヤンさんも!
上手よりの椅子からね*^^*

なんちゅうニクイ演出

コミカルにハートつかまれた後は
カッコよさにハートつかまれちゃうわけです

初めて見た時にはほんとにビックリしました
そしてその
ビックリのキャーはピンク色

みなさん、真っ白なお衣装で
公開稽古の後の囲み取材などで写ってたあのお衣装です

ヤンさん、軽やかで涼やか、ニンフのようなたたずまいでした
それに左サイドの髪をきつく編み上げてらしてカッコイイの*^^*


ここですよね
♪ドリ〜〜〜ム ルルルルルル〜〜
のところは

最後は
ツレちゃん(鳳蘭さん)のご登場で
スターさん勢揃い


豪華なレビューの幕開けから次はパリメドレー

ヤンさんなんですよね

メモアール・ド・パリ
♪パリを訪れ〜街角に立てば〜
ペイさん(高汐巴さん)の声がどこからか聞こえてきそうな気がするんですが
同じ舞台に立ってらしたヤンさんが歌われます


モノトーンでパリギャルソン風の衣装を可愛く着こなして

そこに
コムちゃん(朝海ひかるさん)が登場しダンスを一緒に

お二人とも体重を感じさせない風のようなダンスを踊られる方
現役時代にはかなわなかったようなシーンを見ることができて
嬉しかったです

そしてパリですからね、フレンチカンカンへと場面は盛り上がっていきます

おけぴスタッフさん曰く「キュートすぎる三人娘」
ミネちゃん、ウタコさん、カリンチョさん
(峰さを理さん、剣幸さん、杜けあきさん
)も可愛いドレスで*^^*

彩輝なおさんはコケティッシュなドレス
なんだか宝塚の時より格段に素敵!
凄いな〜と思っていたら

ワタルさんが〜〜〜!!!!(湖月わたるさんが〜〜〜〜!!!!)

ど迫力のダルマでご登場〜〜

長い脚〜〜〜
あの足で蹴られたい、踏みつけられたいと思った人は・・きっといるはず(笑)

そして

ノスタルジア
ヨーロッパのちょい昔風ドレス、重みを感じさせる衣装で男性風の帽子
貴族の奥様がちょっと悪いお遊びする的な(おい)
キチンとしているのにちょいとあぶない雰囲気の・・・
・・・って多分間違ってるかも
でもそんな印象・・

ヤンさんは何色のお衣装でしたっけ??
ブルーだったかな?^^;



日替わりの場面

これはAパターンがスパニッシュで、Bパターンがアラベスク

ヤンさんはスパニッシュ!



こんな風に日替わりメンバーが掲示されるんです

峰ちゃんがカッコよく歌い、
ワタルさんがカッコよく踊り
星奈優里さんと紫城るいさんが女性ダンサーとしてカッコよくからむんですね
そして最後にヤンさんご登場〜〜!!!

黒に真っ赤なライン、髪には真っ赤な花飾り
キレイ〜〜〜〜〜!!!!!
それになんですか?あの華やかな貫禄!

ワタルさんと踊られるんですが
ひえ〜〜〜〜ってくらい素敵なの〜〜〜


でもですね、この日替わりシーンはそれほど長いシーンではないので
ごひいきさんのパターンでなくても楽しめるという優れものでございました

ちなみBパターンではコムちゃんのダンスが印象的でした



そして1幕終盤の
SWALLOWTAIL

スワロウテイル??あ〜燕尾*^^*

ツレちゃんが燕尾で颯爽とご登場!
まだまだ十分イケテます!

♪セ・シャルマン〜それはワタシ〜

なんて歌、ツレちゃんならでは!です

そして♪セ・マニフィーク!

大好きな歌です!
そして大好きなショーでした!

♪夜は〜魔術師〜〜
キャーーー===!!!
♪月、のぼる頃〜
キャー==!!


ツレちゃんの星組、3回くらい見たかも
土曜日、仕事終わるや電車に乗って3時公演を当日券で!
いつも3階とか2階の後ろだったけど
ツレちゃんと高宮沙千さんとの銀橋でのコパカバーナが大好きで

サロメの場面が妖しくて・・
今でも観劇の帰り道に見た細い三日月を憶えている
夜は魔術師だから!


ヤンさんもTMP音楽祭で
「セ・マニフィーク」歌われましたよね
歌もカッコ良かったけど、腰の振りが超セクシーで(キャー)


盛り上がりますよね
セ・マニフィーク!
名曲です!


キャストみなさん、ポスターで着てらっしゃる黒白の変わり燕尾で
ステッキもって、チップタップチップタップ!と
決め決めでポーズ

で、クンバンチェロなわけです
男役モード全開!
峰ちゃん、ウタコさん、カリンチョさん、ヤンさんのドスきかせた低音からの
クンバクンバクンバチェロ〜なわけで盛り上がる盛り上がる


イエーイ!
これがタカラヅカだ!
これが男役だ〜!!!
と言わんばかりのパワフルモードに客席総腰砕け

そしてここでシナーマン!
鴨川先生の不朽の名作「ノバ・ボサノバ」

私は安奈淳さんの再演で見ましたが
そりゃもう素敵なショーでしたね〜〜

ヤンさんはカリンチョさんと後ろ向きで身体ぶつけっこしたり
舞台のあちこちで楽しそうなハイタッチが見られて
キャストのみなさんがほんとに楽しそうで


手拍子しながら自分も楽しくて楽しくて
なんて素晴らしいんだ!宝塚は!

と思ってしまいましたね

まだ1幕で思うの早いんですけど、そう思わずにはいられませんでした

シナーマンで幕はおりたかと思うと

とことことことこと

深い緑の衣装(ノスタルジアの場面の)の
カンちゃん(初風諄さん)が出てこられ

マイムで「ちょっと待ってね」

まだあるのよ

準備はできたようね

では!

と幕を上げてくださいます



ラストシンガーの登場です!

私はヤンさんのラストソングを2回聞きました

バウ公演「ラストダンス」から「マイ・ライフ」です

これはもう涙なしでは聞けない曲です
阪神淡路大震災から大劇場より一足早く再開したバウ復興第1作だったんですもの

♪からだの中を、突き抜けていく

ヤンさん退団後も、Femaleやディナーショーで何度か歌ってくださいましたが
こうしてほぼ宝塚オフィシャルなステージで
退団公演が半分以上が中止となってしまったヤンさんの本当の辛さを多分真の意味で分かってくださるだろう
トップスターの先輩、後輩に見守られて歌うヤンさん

これでヤンさんが背負い続けてこられた何かが
少しでも軽くなられたのではないかしら?と思い

そんなヤンさんを観ているだけでも胸が熱くなるのに
さらにその力強い歌唱に涙腺崩壊

ヤンさん、「マイライフ」を歌ってくださってありがとうございました!

そしてそんなヤンさんにイエイとパワーをくださったカンパニーのみなさま
ありがとうございました!

思い切りヤンさん中心ですみません




ACT2へつづく

ACT3へ


もどる

2013.11.29記
なずな
背景サンクス