塩風呂人工精製塩ではなく、天然粗塩のことです
入浴時に一袋(250〜500g)を浴槽に入れる
発汗、保温、殺菌、排泄作用などがある
最後は冷水シャワーで上がってください
ただし、心臓病や高血圧が心配な方はぬるめのシャワーで流してください
ショウガ風呂
ショウガ風呂は「気、血、水」の流れを促す
お風呂に入れても抜群の効果を発揮します
生姜一個をすり下ろし、木綿の袋に入れ湯船へ
冷え性には勿論、風邪の予防、神経痛、腰痛、リウマチ、不眠症などにも効果的
半身浴、手浴、足浴全身の血流がよくなる
半身浴:38〜40℃のお湯にみぞおちの辺りまでつかる
ゆったりと長めに入っていると、はじめは「ジュワー」と、そのあとは
「ぽたぽた」と汗が噴き出てきます
手浴、足浴も心地よい温度にして浸ける
手首足首から先を10〜15分浸ける
温度が下がったら、熱い湯を足す
自然塩や生姜汁を入れて薬湯にすればもっと効果的
40℃以下のお湯は、高血圧、不眠症、ストレス、胃腸虚弱、食欲不振などに効果的
41℃以上のお湯は、胃・十二指腸潰瘍、胃酸過多、寝起きの悪い人(朝風呂)、食欲過多に効果
スクワットとレッグ・レイズ、きくち体操
スクワットは別のページを参照してください
レックレイズとは立ったまま壁に片手を付き、その場で踵を上げ下げします
きくち体操は別冊子第三部参照
湯たんぽ・カイロ・腹巻き
湯たんぽかペットボトルにお湯を入れタオルなどでくるんで、お臍や、膝、足下を
温める(ペットボトルに入れるお湯の温度を注意する、熱湯はダメ)
使い捨てカイロも同様の部分に、直張りを避けてください(低温やけどに注意)
食べ過ぎ
「冷えは体調を崩し、さまざまな病気を誘発する」と他のページに謳っておきましたが
もう一つ、現代人は体をこわしている大きな原因は「食べ過ぎ」です
現代人のほとんどが「食べ過ぎ」です
間違った思い込みをしている
「1日3食、規則正しく食べなさい」
「1日30品目以上バランスよく摂らなくてはならない」
「フルーツは体にいい」
「お茶も積極的に飲みなさい」
こんな間違った思い込みを植え付けられたあなたの筈です
さらには、
「口寂しい」
「イライラするから」
なんて言って理由づけしながら、体が欲しがっていないのに
「なんとなく」
「とりあえず」
「茶飲み仲間とだから、ついつい」
食べる癖、飲む癖ができあがっています
   その結果、いつもおなかは満腹状態、内臓の休まる暇がない
食べ物が胃にある時は、消化のために胃の壁に「血液が集中」するので、脳や手足の
必要な血液が少なく、いつもボーっとしていたり、手足が冷たい状態なのです
その上、ろくろく運動や汗をかく仕事もしないので、体内の食物や老廃物がきちんと
燃焼できず、やがて「肥満」「糖尿病」「痛風」「脂肪肝」「ガン」などの食べ過ぎ病に
なってからあわてふためいている現状です
戦前戦後まもなくまでは、満足に食べることもなかった「飢え」の状態が続いてきました
今戦後の数十年、「飽食」にすっかり慣れてしまっています
体は「飢え」には対応できても、「飽食」にはスムーズに対処しきれないのです
こんな経験もあるでしょう
食べ過ぎて「胃が痛い」、「吐き戻してしまった」、「胃やおなかが痛い」
これらは、体が「もう食べないでください」と言う信号なのです
なのに
胃散や整腸剤、消化剤まで持ち出しては、さらに詰め込もうとしています
それで済めばまだいい方で
体内に余分なものや老廃物がたまると、それらを排除するために、ばい菌が進入し
炎症を起こします
体が食欲不振と発熱で「もうダメ、ギブアップです」と悲鳴を上げても
「病気と闘うために、一口でもいいから食べて体力をつけて起きなさい」と
医者や周りの人から、無責任きわまりない言葉に従っていませんか
食べたくない時は誰がなんと言おうと食べない
自分の体は自分が一番よくわかるはず
チョとぐらい(1日、2日)食べなくても絶対に死にません
食べ過ぎで病気になっているのに、さらに「もっともっと」と押し込むのは
こっけいです、こう言うのを【本末転倒】と言うのです
栄養過剰病ガンや脳卒中、肝炎に心筋梗塞、アトピーや花粉症などなど
すべては文明病です
過食は万病のもとなのです
冷えの他に血液が汚れるのは食べ過ぎが原因で、使い切れない栄養が血液中の老廃物となる
さらに悪いことに、食べ過ぎ、すなわち【過食】は折角の自然治癒力を弱らせ医者通いです
食べ過ぎは体を冷やす原因でもある
白血球も空腹時の方がよく働く
西洋医学では・・・
摂取したカロリーと消費、消費カロリーの引き算で考えます
だから、「●●カロリー余計だから、運動で消費してください」
いとも簡単でお粗末な考えですね
そんなに簡単に消費できれば病人は増えません!

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体を温めれば 病気は治る

体を温める飲み物と食事

(食事編は別のページ参照)

血液
生姜紅茶湯
梅醤番茶
ハーブティー
昆布茶
生姜湯
こうした飲み物なら現代医学が指導しているように
しっかり摂ってもちゃんと体内で利用されて体外へ
排泄されていく
食べた方がいい陽性の温める食品
胃や小腸から血液、
また細胞から血液への血管内に移動する時に必ず熱が必要
作り方
生姜紅茶・・・すり下ろした生姜と紅茶、黒砂糖か蜂蜜を合わせて熱湯を注ぐ
梅醤番茶・・・梅肉をつぶし、醤油小さじ1杯とを練り合わせ熱い番茶を注ぐ
すべてのものが冷えると必ず硬くなります    水が冷えると氷になるように・・・
体も例外ではありません、冷えると内臓器も硬くなり、動脈硬化が生じて血の塊「血栓」が
脳梗塞を引き起こします
脳梗塞は脳硬塞とも書きます、ガンは癌とも書き、品の山と書いて「嵒」、巌(いわお)とは
岩のことで非常に硬いと言う意味です
成人病はすべて「硬い病気」つまり「冷え」が原因だと言うことです

最近は子供達にも低温化が進み、成人同様の成人病が増えています
すでに小さいうちから「冷え」が始まっているのです

引きこもり、自殺、悲惨な事件も、いじめも、登校拒否も落ち着きのない行動も、すべては
食生活の欧米化と低体温化が招いているのでしょう
「陰の心」が引き起こす「陰湿」な行為、冷えは確実に子供達に忍び寄っています

人間は体が冷えると心まで冷え、マイナス思考に陥りやすくなります
中間性の食品(温めも冷やしもしない)
この時、熱の作用が正常に行われない状態が水毒へと発展する
冷えた部分の臓器細胞は十分な水の交換が行われない
取り込めないと細胞外液になってむくみなどの原因となる
色分けによる食品の見分け方
陽性食品=体を温める
 赤・黒・橙色
間性食品=温めも冷やしもしない(主食系)、生命維持に大切な色
 黄〜うす茶色
間性食品はいつ誰がどんなとき食べても健康的な食物である
陰性食品=体を冷やす
青・白・緑色
食べない方がいい陰性の冷やす食品
冷たい水分
←入れない
現代医学はこの「体熱」のことをまったく無視している
体の中に入った水分のメカニズム
口⇒胃や小腸⇒血液中へ⇒体内の60兆個の細胞へ⇒古くなった水⇒血液中に⇒腎臓(汗や呼吸)⇒尿として排泄
高齢者になると皮膚にしわが寄り、骨がもろくなっていくのは皮膚の細胞や骨の細胞の水分が減っていくからです

若さを保つ水分は細胞の中に含まれている水分⇒細胞内水分は必要

それ以外の水毒を示す水分は細胞内以外に貯まった水分⇒細胞外水分は不要

年齢を重ねて体内の総水分量が減ったとしても必要な場所にきちんと水分が有れば「みずみずしい」といえる
体温を1℃上げれば病気は治ります
自然界に、冷えて柔らかくなるものはない
摂った水分は細胞に入らなければ働かない
温かい水分が必要なのだ
養分も入れない
温かい水分