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馬頭観世音の由来

馬頭観世音の由来

凡そ、神の道、仙の道、動植物の道、人の道は社会進化向上において不可欠な道であり、これを「四方の道」と言います。
人間基線の道を明確にすることによって社会を浄化して真の光明を顕現し得るものである。
しかし世人は神、仏、人の三道を尊敬し勤行しているが、動植物の道だけが一般に知られていない。したがって、昔から動植物の諸霊を「馬頭観世音」として祀ってあるにも拘わらず一般に「馬頭」とは馬の頭を祀ったもので、馬の関係をもった者だけがお祭りするものであると誤解されている今日です。

馬頭観世音堂


人間以外の動植物が直接的、間接的に社会に貢献し、死後迄も人間のために、骨、肉、皮となって用いられております。特に馬は開拓や田畑の耕作など骨身を惜しまず、献身的な労役は機械文明のさきがけとなり、その功績は馬力(ばりき)と後世に名を残した意味は深いにもかかわらず、この諸霊祀りに気づいていないことは誠に残念なことです。
馬頭観世音とは、動植物一切の緒霊の総称の意味に附された名称であることを十分ご理解していただきたいと思います。

馬頭観世音堂内の祭壇

 当教団における馬頭観世音とは、宇宙創造の神八大龍王の大慈悲を顕現され、ここに馬を筆頭として動植物一切の霊魂が成仏できる御堂として、神様は馬頭観世音にお力を与えました。即ち馬頭観世音とは動植物一切の諸霊魂の総称の意味です。

万物の霊長たる私たちは真心を持って「馬頭観世音」を礼拝し、供養することが人類の義務であると考えます。

宗教法人 八大龍王大自然愛信教団

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