.    '03年5月22日

   .

「アッ、見つかっちゃった」 (*^.^*)

「マイッタなぁ、見てるよ‥」とゴマダラチョウの幼虫。 一方、クマバチは「なぁに 見てんだよぅ」とけんか腰(?)
お互い、固まったまま視線をはずせません。こんな時、このような小さな生き物にも「心」を感じてしまいます。
いき過ぎた擬人化は本質を見誤らせますが、「単なる生命体」で片付けることは気持ちを貧しくさせます。

   .

   . ゴマダラチョウ(幼虫) クマバチ
   .

 余談ですが…クマバチを「熊ん蜂(クマンバチ)」と呼ぶ地域がある一方、クマンバチはスズメバチの別名という地域もあり名称に混乱があります。やはり、標準和名の「クマバチ」で覚えておくのが無難なようです。


    .

「アッ、見つかっちゃった」 その2

(子猿)「かあちゃん、変なヤツが後ろから
    見てるヨ」
(母猿)「ほんと、失礼しちゃうわネ」
(子)  「でも、いいヒトみたいだよ」
(母)  「ダメダメ、ヒトと馴(な)れあって、
    エサをもらうようになっちゃサルも
    おしまいヨ」
…と、とっとと逃げ出す感心な親子なのでした。

餌づけの危険性に関する掲示はこちら



    .

何もいない‥?

 ビオトープ風景です。
魚はいません(時々イワナが迷い込みますが)。 ここをご覧になって「何もいないなぁ」との感想をもたれる方がいらっしゃいます。「つまんない水たまり。」なぁんて言う人も。 ところが、どっこい! 実は大騒ぎ状態なのです。 水面や水中に目を凝らして見てみると‥ います、います!山ほどの水生昆虫が。
 人間にとって見応えのあるもの、美しいものだけに存在意義があるのではなく、生態系の多様性にこそ価値があることを実感できます。



  ヤマアカガエルのオタマジャクシが、間もなくデビュー!