.    '03年9月24日

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物想いにふける おさる

 「ヤレヤレ やっと静かになったのぉ〜  キィーー」と、
静寂を楽しむ おさる! 人気(ひとけ)のない朝夕は園内のクリやマツブサを求めて木の上で大騒ぎ。 
そして、たまにはこうして哲学的なサルに変身。
哀愁ただよう背中に男のロマンが・・・っと、あれぇ? 寝てるのかぁ?
 じつは最近困った兆(きざ)しがあります。サルが来園者に対して威嚇の行動をとる場面を見かけるようになりました。 今までは人間を見るとあわてて逃げていたのですが、徐々に人間慣れしているようです。 ペットと同じように接することの危険性はこちら



     「ロマンよりマロンだなぁ〜」 ( ̄- ̄)

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どう見ても… 枯れ葉

 一見、枯れ葉そのもの。あるいは、落ち葉の下に何かいるのかな?ぐらいにしか見えません。 じつは、【アケビコノハ】という蛾[ヤガ科]の一種です。
枯れ葉に見えるのは翅(はね)。 これだけでも十分 「ナンだっ!? コイツぅ!」 と思わせますが、幼虫がまた ふるってます。 時として、自然の造形の妙にはあきれてしまいます。 形や色だけでなく、葉脈までデザインして芸が細かいこと。
もちろん、これは私やあなたに面白がられるのが目的ではなく、鳥などから身を守るための進化の結果。
 それでは、ここをクリックして、その”ふるった”幼虫をごらんください。(注)突然見ると、ビックリするかもしれません。 心の準備を… (◎o◎;)ドキドキ



     「あっ! わかっちゃいました?」

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せせらぎサイエンス (9月17日開催)

 園内の水路を使って、長野県公害課が主催する「せせらぎサイエンス」学習会がおこなわれました。
午前中は調査の準備や実施方法、指標生物についてレクチャーがあり、午後は園内のせせらぎやビオトープにおいて調査の実習。 水温・流速測定、水生生物の採集及び同定、パックテストによるpHとCODの測定などがおこなわれました。
 講師の方の講話の一部。― 「昔から人は水辺に集まり、川と共に暮らしてきた。水は私たちの生命をささえるもの。最近は憩いの場としか考えられていないが、今一度考え直したい。 水辺環境の調査は一番身近な環境教育である。草食動物・肉食の昆虫類・それらを食するイワナなどの魚の生活環境から生態系について学ぶとともに、(水を)汚さない事への意識を持っていただきたい。」―