.    '05年10月21日

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ミゾゴイ

  内緒にしていて ゴメンナサイ (-o-) いまだから告白しますが… じつは園内にミゾゴイ(サギ科)がいました。 絶滅が危惧されている希少種(推定生息数は世界中で1000羽未満!)。無用な混乱を招かぬように、園内にいる間は公表しませんでした。
 姿を見るようになったのは10月の初めごろ。 それから2週間ほどいたようです。 渡りの途中にしては長逗留。「早く渡らないと寒くなっちゃうよっ!」 と心配していました。 薄暗い森林に生息して、サワガニ
・カエル・ミミズ・魚 などをエサとする鳥ですので、園内はさぞかし居心地が良かったのでしょう。
 宅地開発等により個体数が激減しているとのこと。 その点ここなら大丈夫! 来年は繁殖地に選んで
くれれば嬉しいのですが。 

 夕方かつ遠距離のため不本意な写真なのですが(~_~;)


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   夏鳥として、4月中旬に本州、四国、九州、伊豆諸島の低山帯に渡来、繁殖。 冬は
   種子島からフィリピン、中国南部で越冬。 繁殖地として知られているのは日本のみで、
   約250−999羽、急速に減少。… (略)     〔長野県版レッドデータブックより抜粋〕



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ごちそうさま (゚Q゚)/

 「もう少し待てば食べごろかな」と、楽しみにしていた来園者も多いはず。 ところが、敵もサルもの!…サルにやられました。 あたり一面食べ痕(あと)だらけ。
 このあたりを行動圏とするニホンザルは複数グループいて、それぞれは数十頭の集団(母系社会)です。
サルは決まった巣はもたず、行動圏内を移動しながら採食し、夜になればそこがねぐら。 昨夜はここ森
林エリアで夜を過ごしたのでしょうか。
 この場所の近くでは、リスが食べたオニグルミやキツネテンツキノワグマの糞、 イノシシのラッセル痕 (
鼻で地面を掘り起こした跡) なども見つかりました。 水辺エリアでのミゾゴイ(上記)の滞在とあわせて、あらためて当園地の自然度(生態系の多様性)を知ることができます。 〔サルの話題はこちら





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紅葉(黄葉)情報

 カエデ類のなかで、一足早く黄葉するヒトツバカエデ。ほかに紅(黄)葉しているのは… ありませんっ!  むろん、いまどき葉が青々しているわけではないのですが、しかし、紅葉にはいまだほど遠い園内です。
 昨年の今頃は紅葉狩りの真っ盛り。11月の一週目には、多くが落葉していました。 しばらく続いていた秋らしくない空模様。 朝夕は寒さを感じるようになり、そろそろ秋の風情を感じたいものです。今年の紅葉は始まりが遅いぶん、 長く楽しめればよいのですが。 多少なりとも色づいてきたものは… ウリハダカエデ、ハウチワカエデ、ウダイカンバ、コナラ、ミズナラ、アブラチャン、ダンコウバイ、カツラ、オオヤマザクラ etc。