秋彼岸
園内の秋は深まり、水遊びする人影を見かけなくなりました。今は時折、残り少なくなった漁期を惜しむように、釣り人が静かな時を過ごしています。
9月23日は、秋彼岸のお中日。 この日を境に昼間の時間より夜の時間が長くなります(*)。
春の彼岸が、厳しい冬を乗り越えて心が解放される日々ならば、秋彼岸は 間近となった冬を予感する時期なのかもしれません。 さて、その前に 実りの秋。 ヒトも野生動物も、恵みに感謝する季節の到来です。
(*)気象用語にしたがえば、これより数日後となります。なぜならば… 日の出は、太陽の上端が地平線に接した時(出始めた瞬間)、日没は同じく上端が地平線に接した時(完全に没した瞬間)と定義されているため、太陽の見かけ上の大きさ分の‘ずれ’が生ずるからです。
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