.    '11年1月29日

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文学と信州(1月29日開催)

 からすの学校 ・第38回は、文学作品から見た信州の自然とその魅力。当からすの学校において、文学は特異な講座です。 これまでの講座の多くが、動植物や地質など自然に関わるものであり、その他に歴史や民俗、クラフト などの分野で開催してきました。今回は文学の第2弾。参加者は、いつもとは違う雰囲気をかもしだされている方々で、カルチャーの違いを感じたのでした。(偏見?それとも劣等感?)
 講師が信州に住むことになった経緯やこの地への愛着を語っていただき、あわせて、幾多の文学作品を引き、信州と文学について講義いただきました。
多彩で原始的な自然に惹かれた北杜夫、南木佳士、玉村豊男。山を眺め山を撮影した田淵行男、深田久弥。 山歩き・山登りあるいは山の魔力を著した新田次郎、井上靖 などなど。 恵まれ過ぎて忘れがちな信州の価値を再認識したひと時でした。







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氷像

 自然が創った氷像! 像は像でも‘象’の足のような造形です。 川の飛沫が凍りつき、雪だるまのように徐々に大きくなって、岩から ぶら下がっています。
 この頃の最低気温は零下7〜8℃と、それほど驚くことのない日々が続いていますが、昼間でも 0℃程度で気温が上がらないため、着実に氷のオブジェが育っています。  写真の‘象の足’は 1m×1mほどの氷の塊。 ですから、900sほどの重さがあるということになります。 面白いからと近づいて、足の上にでも落ちてきたら大ごとです。 もし、川の中を歩いていて、1t余りの小象が落ちてきたとしたら…(って、ありえない設定)  しかし、園内で氷が落ちて危険な目に遭ったという前例はこれまでありませんが、 川の中で滑って危ない状況に陥った方は幾人かいらっしゃいます。 そのほとんどが、雪や氷の写真を撮ろうとされた時。 水中の石は滑り易いので、ご用心を。





  ゆっくりと凍るため、気泡の無い透明な氷ができる


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蔵書

  レクチャー・ルーム内にある書籍は、室内で ご自由にご覧ください。 絶版本や「高価で個人ではちょっと」 というレア本や専門書から、 児童向けのやさしいものまであります。特に自然関係の書籍が充実しています。 例えば、 動植物の検索図鑑がそろっていますので、園内でなにやら‘えたいの知れないもの’を見つけたら、それで調べてみてはいかがでしょう。
 蔵書の一部をご紹介すると… 日本の野生植物、樹木根系図説、長野県植物誌、日本植物種子図鑑、樹に咲く花(全巻)、植物の世界(全巻)、 原色昆虫大図鑑(全巻)、長野県産チョウ類動態図鑑、日本産幼虫図鑑、日本のカトカラ、日本産水生昆虫、日本カエル図鑑、日本のワシタカ類、巣と卵図鑑、羽原寸大写真図鑑、日本哺乳類大図鑑、日本地方地質誌、長野県地学図鑑  等々