杪冬(びょうとう)
『杪(びょう)』とは『木の末(すえ)』の意。 木の幹や枝の先端をさします。 また、‘末(すえ)’とは‘終わり’のこと。 そこで、『杪冬』とは、冬の終わり=晩冬を意味します。
ここ安曇野で降る雪も、もはや冬の厳しさを感じさせるものではなく、早春に降る儚い雪を思わせるものです。
園内では、これまでに積もった雪が‘締まり’、スノーシューでないと歩きづらかった ここ森林エリアでも、今や長靴で散策が楽しめます。
カラ類やイカルの婚活の囀(さえず)りを聞きながら雪化粧した園内を歩けるのも、まもなくお終い。再び雪に出会うには、来シーズンまで待たなければなりません。
残された時間はあとわずか! 今がラストチャンスとなっている園内をお訪ねください。
なお、一部ではいまだ膝がもぐる(30〜40cm)くらいの雪が残っていますので、足元にはご注意ください。
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