倒木
当園地の隣接地での出来事。 雨降りの後、アカマツ、カラマツ、クリ、コナラなど、10本あまりの樹木が倒れていました。強風が吹いたわけでもないのに、なぜそろってバタバタと倒れたり折れたりしたのでしょう?
… どうやら、すでに枯れていたアカマツあるいはクリが倒れたのをきっかけに、他の樹が巻き添えになったようです。〔←引き金になった樹は、写真にマウス・オンして種名記載の2本〕
倒れた樹はすべて梢にフジ(ノダフジ)が絡んでいました。雨滴により茎葉重量を増したフジのために、最初の 1本が倒れ、それに引っ張られて‘いもづる式’に写真の状況になったと思われます。
なお、ほとんどの樹は今が最も水をあげる時期であり、樹冠が重くなり、その結果、
途中から折れる危険性が高いと考えられます。晩春から初夏にかけて、風も無いのに、外観は健全に見える樹(実際には、中身が腐朽している)が倒れることがあります。
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