盗人
左 : ヌスビトハギ 右 : シロバナシナガワハギ(別名:コゴメハギ)。 ヌスビトハギは在来種ですが、シロバナシナガワハギは中央アジア原産の帰化植物で、江戸時代後期に渡来したとのこと。
写真は両種とも園内に生えていたものですが、この撮影後、シナガワハギは除草しました。
シナガワハギはヌスビトハギとは属が違うため外観から判別しやすいのですが、同属の帰化植物である ハナヌスビトハギ、アレチヌスビトハギなど、一見ヌスビトハギによく似てるものがあります。
また、ヌスビトハギ同様、在来種であり、亜種や変種として、マルバヌスビトハギ 、ヤブハギ、ケヤブハギ、オオバヌスビトハギ… 他、あるいは同属のフジカンゾウがあります。
ところで、『盗人(ぬすびと)萩』の名の由来は、果実が ‘盗人の忍び足の足跡’に似ているからとのことですが、個人的には それよりも‘泥棒の怪しげなサングラス’を連想させるのでした。
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