.    '12年9月24日

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静寂

 終日 秋雨となった日の夕方。 当園地は、ついこの間までの喧騒が、まるで夢の出来事に思えるほどの静寂を取り戻しました。 バーベキューや水遊びで夏のひと時を満喫した人々に代わり、これからは自然そのものを楽しむ方々のお楽しみの場所になります。 秋から冬、そして来年の春から晩春まで、自然観察や写真、写生、あるいは散策やトレッキングに絶好の環境になります。  ちなみに写真は、森林エリア“みはらしの森”近くのベンチ。 雨上がりの霧立ち込めるミルキーワールドで、思わず座りたくなるこのベンチは市販のものではなく、烏川渓谷緑地市民会議会員製作のものです。 その市民会議主催のイベントが10月27日開催予定の樹木の紅葉観察会。日本国内にあるカエデの仲間は 26種とも言われますが、そのほとんどが自生する(自然に生える)当園地。秋ならではの楽しみがまもなく始まります。





          休息と思索する空間


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恵(めぐみ)の雨

 上記と同じ日、同じ時刻(16時頃)。乾いていた森に恵の雨が降り、生気(精気)を取り戻しました。 写真は駐車場から延びる【苔(こけ)の道】。乾燥して赤茶けていたこの道も、しっとりとした緑色になりました。 ところで、この日は秋彼岸の中日である秋分の日の翌日(9月23日)です。秋分の日といえば23日と思い込んでいたのですが、今年は22日でした。 これまで、秋分の日=9月23日と勘違いしていました。それもそのはず、23日以外になるのは33年ぶり、今年のように22日になるのは 116年ぶりとのこと。
 ところで、仏教において「春・秋の彼岸」に特別な意味を持たせているのは日本だけとか。 民間信仰には『山にいる先祖の霊を春彼岸のころ里に迎え、秋彼岸が過ぎて山に送る』といった考えもあり、その背景には祖霊崇拝・自然崇拝、 神道や仏教などが渾然一体となった独特の思想感があるようです。





    暑さ寒さも彼岸まで。 一雨ごとに深まる秋


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【雑草】の除草 [続報]

 当コラム '12年8月10日付け で話題にした件が、その後いくつかのマスコミにとりあげられました。 新聞では中央紙・地方紙あわせて 4紙がそれなりのスペースをさいて記事にしていました。 しかし、残念ながら、そのほとんどが極めて浅い捉え方でした。 (1紙を除いて)論調の多くが、いわば 『領土問題』に終始していました。曰く『許可無く草木を刈った』。 もちろん、無断で植物を傷つけることや 公園を損傷することは長野県都市公園条例 に違反しており、許しがたい行為であることは否めません。  しかし、それはあくまでも‘ヒトとヒトに関わるレベル’の問題。 当WEB管理人が報道機関に重要視して欲しかったのは、生態系への影響や自然観に関わることでした。 取材方法が浅いのか、それともニュースソースが言葉足らずなのか…いずれにしても、読者に事の本質が伝わらない記事になってしまったのは痛恨の極みです。





   小動物の目線の高さで見ると、世界が変わる