安曇野 その2
長野自動車道 (中央自動車道長野線のうちの岡谷JCT から更埴JCT の区間)にある『豊科インター』が、10月7日から『安曇野インター』に名称変更になりました。
『安曇野市』は【あづみのし】ですが、JR駅の『安曇追分』『安曇沓掛』は、それぞれ【あずみおいわけ】 【あずみくつかけ】と表記されています。
もともとは『安曇平』と呼称されていたものが、臼井吉見の歴史小説 『安曇野』によって、その名が巷間知られるようになりました。
『平』が『野』に代わるだけで、単なる場所としての平野ではなく自然豊かな広がりを彷彿とさせることの不思議さを感じます。
一文字変わるだけで価値観が変わるのですから、‘豊科’から‘安曇野’に代わるのはまさに劇的変化と言えます。
期待されている経済効果もさることながら、旅心をくすぐるネーミングに、ここ安曇野を訪れる旅人の期待が深まるのではないでしょうか。
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