初雪 〔12月1日 10時頃〕
スタッフ間で、『今日は暖かいですねぇ』などと話していた朝。 なにやら怪しげな空模様になってきたと思う間もなく、急に寒くなり一陣の風とともに雪が舞い始めました。
そして、瞬く間に園内は雪景色。しかし、その30分後には風はおさまり雪もやみ、のどかな天候となりました。 そして、うっすらと積もった雪も 2時間後にはほとんどが消えてしまい、なにやら‘狐につままれた’かのような思いをしたものです。
天気予報によると、この日を境に安曇野は、曇り と雪マークが一週間続きます。 野生動物にとっては、餌の確保や積雪に耐える試練の日々の始まりです。
自然界では、雪による餌の不足が野生動物の数を適度に抑える要因になっています。言い方を換えるならば、冬の間に多くの野生動物が春を迎えられずに死んでいくということ。
雪に覆われた厳冬の安曇野の野山に分け入ると、そのことが実感できます。
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