樹木医研修会 (旬情報 番外編)
当WEB管理者が所属する【日本樹木医会長野県支部】の研修会が、当園地及び周辺でおこなわれました。
午前中は園内においての講習、午後は市内のとある御屋敷に生き続けるケヤキを対象に、腐朽による危険度診断実習。
使用した機器は音波を使い樹木内部の腐朽部や空洞を計算で求めてパソコン画面に可視化するという優れものです。
昨今、ポプラの倒伏による死亡事故やケヤキの枝折れによる受傷事故などが発生したため、街路樹や公園樹の扱いが見直されています。
「危険なものはすべて伐ってしまえ」という極論に従えば、ほとんどの街路樹は伐らなければなりません。 成長とともに下枝が枯れるのは樹木の生理であり、枯れた枝が落ちるのは必然です。
『元気が良くても危険な樹』と『弱っているが(当面は)安全な樹』をいかに見分けるかが道路や公園管理者に求められています。
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