カモシカのような足
なんとも愛くるしい顔立ちのニホンカモシカ。管理事務所駐車場での一場面です。
かつて、『カモシカのような足』 が、ほめ言葉なのか迷ったことがあります。 しかし、その際のカモシカはニホンカモシカではなく レイヨウ(羚羊)と知って納得したものです。
足といえば… 当園地が開園した11年前、後ろ片足を引きずっていたカモシカがいました。
その2年前(開園する前)にも、その個体を確認しています。まさか当園地の管理人になるとは思ってもいなかった当WEB管理者が、たまたま近くを通りかかって出会ったものです。
少なくとも 3年間はその近くにいたことになります。さらには、後ろ片足は一時的な怪我ではなかったわけです。
野生動物が傷を負うことは、生存には極めて厳しい状況のはず。 草食動物とはいえ、積雪期の餌探しや生息環境である断崖での移動などを考えると、
よく何年間も生きていたものだと感銘しました。
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