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希少(その1)
お気に入りの樹にとまって、飽くことなくさえずり続けるノジコ。
夏鳥の多くは、すでに求愛時期が過ぎたため、さえずりを聞くことも減ってきました。 しかし、そんな今頃でも、ノジコは盛んに歌っています。(ひょっとして、これは警戒鳴き?)
繁殖地は世界中において日本の本州、それも局所的であるとか。 生息が限定されることや、さえずりの美しさ、レモンイエローの姿などから、多くのバードウォッチャーにとって憧れの野鳥です。
今園内では、ハルゼミやエゾハルゼミがかしましい一方で、ついこの間まであちらこちらで聞こえていたオオルリのさえずりは、すっかり少なくなりました。
それでも、たまに聞こえてくる声に、営巣中の彼らに思いを馳せるのでした。 なお、子育て中のメスは、オスのようにさえずるとか。 日本三鳴鳥のひとつの声が聞こえ、それがメスであれば、近くに巣があり警戒している証拠。 そっと遠ざかりましょう。
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オオルリ同様、囀(さえず)りが、とぉ〜てもよいのです
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