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いまだ飛べず
こちらはアケビコンボウハバチの幼虫。丸くなっているのは、(恐怖心を与えた当人が言うのも筋違いなのですが…)身の危険を感じたからです。 これ以上ストレスを与えると、自ら落下してしまいます。
〔アケビ〜〕の名があらわすように、アケビやミツバアケビが幼虫の餌(食樹)となります。
(ちなみに、写真はゴヨウアケビ)。なお、ハバチ(葉蜂)の名の由来は植物の葉を食べることからですが、蜂のように刺すことはありません。
ヒトを刺す蜂の針は産卵管が変化したものです(よって、オスは‘刺さない’…といよりも‘刺せない’)。 しかし、ハバチの産卵管は毒針になっていないため、メスであっても刺すことはありません。
ところで、この他にも、園内のアケビに依存する昆虫に アケビコノハがいます。アケビだけでも多くの昆虫を育んでいる園内では、520種余の草本類、220種余の木本類、2,000種余の昆虫が確認されています。
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ちょっと葉を持ち上げたら、警戒して丸まった
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