.    '15年6月16日

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男女の違い

 『あれっ!? 違う種類の蝶が交尾しているっ!』と思われました? むろん、同じ種類です。その名はメスグロヒョウモン(雌黒豹紋)。 この名前はオス・メスの特徴を表しています。黒いほうがメス、豹紋柄のほうがオスです。 それにしても、あまりに姿が違います。こうして交尾でもしていないと、一緒にいても違う種類と思われがちです。 実は開園直後(12年前)にメスを見かけて、園内にドロノキ(ドロヤナギ)が多く自生することから、それを食樹(幼虫のえさ)とするオオイチモンジと勘違いして『これは大発見!』とぬか喜びしたことがあります。  なお、このほか県内で見られる雌雄で見かけが全く異なる蝶としては、ミドリシジミ、ツバメシジミ、ヒメシジミをはじめとしたシジミチョウの仲間や高山蝶のクモマツマキチョウ あるいは、そこまで違わないにしても、 『ひょっとして同じ?』と思わせるヤマキチョウ、ミヤマカラスアゲハなどがいます。





          人目をはばからずに…


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無残 (園地外情報)

 当園地に隣接する林地のカラマツが枯れかけています。理由は‘絞め殺し’。 どうやら、道路側に倒れるのを防ぐためにワイヤーで引張っているようです。 幹を厚いゴム状のもので包み、その上からワイヤーを巻きつけてアンカーと結んでいます。ゴムは幹を傷つけないための配慮でしょう。 樹を大切にしたい気持ちはわかります。 しかし、結果として、それが災いしています。ワイヤーだけなら、成長とともに樹体内に飲み込んでしまったかもしれません。(アカマツはその可能性はほとんどないが、樹種によっては巻かれた箇所が盛り上げり癒合する)  しかし、ゴムで幅広く巻かれているために飲み込めず、その結果、水を上げることや葉でつくった養分を下ろすことが難しくなり、徐々に衰退したと考えられます。 一般にカラマツの結実は多くはありませんが、この樹には異常に多くの実が付いています。最期を悟った結果なのでしょう。





  周囲のカラマツに比べて 2ヶ月近く開葉が遅れた


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雲海の山々 (園地外情報)

 左から硫黄岳・横岳・阿弥陀岳・赤岳などの八ヶ岳連峰、それに連なるのは甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳・北岳・間ノ岳・塩見岳などの南アルプス連峰。  当WEB管理者が講師を務める講座で訪れた権兵衛峠からの眺めです。  この場所に到着した時は厚い雲が蔽っていて、眺望はきかなかったのですが… 待つこと数分、見ている間に雲が沈み落ち、雲海に浮かぶ山々が姿を現しました。 北アルプスを背負う当園地からは、南アルプスは遥かかなたにうっすらと見えるだけ。 こうして、八ヶ岳や南アルプスを目前にすると、改めて山国信州を実感します。 そんな長野県では、昨年から 7月の第4日曜日(今年は26日)を『信州 山の日』に制定しました。あわせて7月15日から8月14日を『信州 山の月間』とし、山に関わる様々な催しが県内各地でおこなわれ、当園地では『ツキノワグマ学習会』(8月8日)を開催します。





 その昔、木曽と伊那を結んだ峠からの眺め(今は廃道)