. |
いまいち?
お問い合わせの多い、紅葉状況ですが… どうやら今年は、イマイチのようです。例年なら真っ赤に色づくツタウルシも、こんな様子です。
落葉樹は秋になると、葉にある有効成分を枝に回収する一方で不要な老廃物を葉に溜めてから落とします。
葉が落ちるのは、柄の付け根に離層という壁ができ、やがて酵素により壁を分離するからですが、その作り始めるきっかけに、なんとも興味深いもの感じます。 というのは… 葉が植物ホルモンの一種であるオーキシン
を作り続けている間は壁ができず、作らなくなると壁ができます。 まるで、己の役目を果たし終えて潔く散っていくかのようです。 〔紅葉のメカニズムについての過去の話題は → こちら〕
|
![](16-10-24-04.jpg) ![](right.gif)
![](bottom.gif)
紅葉の見事さに、伐り取って持ち帰ると悲惨なことに…
|