樹齢 500年
それまであったものが老朽化したため、架け替えた 4mほどの橋。 一見すると、なんの変哲もない木橋です。
ところが、何を隠そう、園内に生えているどの樹よりも樹齢の高い木を使っています。 この木が伐られた時の樹齢は、おそらく 400~500年。
小口(切断面)の年輪の緻密さから、いかに年を重ねていたかが判ります。(←写真にマウス・オン) 年輪幅は 1mm程度。
1年間で 1mm くらいしか成長していなかったということです。
材となったこの木は米ヒバ (英名 : イエローシーダー)という北米原産の外材です。
名前に、ヒバあるいはシーダーと付いていても、アスナロ属やスギ属ではなく、ヒノキ属の樹。5世紀生き続けた老樹に敬意を表します。
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