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合掌
とある朝、駐車場の近くで ヤブサメ が盛んに囀っていました。
その声は、鳥というよりも虫を思わせる、小さくて高い音。
姿は藪の中で見えませんが、近づいても啼きやまないので、何やら異常を感じました。スタッフに聞いたところ、その日の朝、停めてあった車のフロントガラス に激突して死んだヤブサメがいたとのこと。 写真がそれです。どうやら、この亡くなった相方を捜して呼び続けていたようです。それにしても、
こんな小さな生物が、はるか海外の越冬地から、己の力だけで、海を渡り山を越えてくるとは… それだけに、生き抜いてようやく当緑地にたどり着き、繁殖期を迎えた直後に事故死という、あえない最期を遂げたとは… なんとも憐れです。
過去、似たケースがオオルリにもありました
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体長10cm、日本で見られる小さい鳥ベスト3に入る
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