超音波診断の利点   マルチスライスCT装置
  • 体に無害で、ほぼ苦痛がない。
  • 繰り返し検査が行える。
  • 臓器などをリアルアイムに観 察し、診断できる。
  • 画像の向上により、早期ガンの診断にも可能である。

胃2型進行癌   検査方法
超音波の伝達効率を良くするため、検査用ゼリーを体の表面にぬります。次に、プローブ(探触子)を目的とする部分にあて、モニターテレビに画像を表示します。
※腹部検査の場合、
朝は絶食となります。

超音波検査は癌などの早期発見に有効です
超音波検査は1回の検査で非常に多くの情報を得ることができます。最近は腹部だけでなく、乳腺に用いられるようになりました。腹部では、主に肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓を観察します。当院では膀胱、子宮、卵巣、前立腺、大動脈も観察します。また、消化管(胃、小腸、大腸)の癌などの病気も発見されることもあり、早期発見、早期治療の一助となります。よく観察できるように絶食と蓄尿が望ましいです。

超音波診断とは、体の表面から発振器によって発生させた超音波(耳で聞こえる音よりも周波数が高い音)を体内に発射し、その反射をコンピュータで処理して、内臓の状態を画像としてモニターテレビに映し出す検査方法です。非常に安全で、医療現場で最も頻繁に行われる検査のひとつです。

超音波診断は、肝臓・胆道・膵臓・腎臓といったお腹の中の臓器全般から、心臓や血管・乳腺・甲状腺など、肺や気体のある部分と骨の奥以外の検査をすることができます。とても安全な検査なので、産婦人科の診察でお腹の中の赤ちゃんの発育具合を検査するのに使われています。

検査時間は5〜10分程度です。