続・赤ちゃんメダカの飼育法
たまごがふ化したあとの飼育の様子を紹介していきます。
卵がふ化したら、早めに移し替えてやりましょう。 メダカは、ふ化するときに、たまごの中で卵の殻(から)を溶かす酵素(こうそ)を出します。 ふ化すると、この酵素がまわりの水に混じり、水か腐りやすくなるみたいです。 移し替える容器は、少し大きめのものがよいでしょう。 私は、ビーカーで育てています。(様子を見るためにビーカーを選びました。) このサイズの容器だと、大きくなったときにまた移し替えないといけません。 そのまま赤ちゃんメダカを親のサイズまで育てるのなら、初めから水そうで飼育してもかまいません。 ただ、親メダカと同じ水そうに入れると、親メダカに食べられてしまいます。 |
水替えは、子メダカなので悪い水を捨てるのが難しいし、それほど水も汚れないので、水が少なくならないように足してやることだけ気を付けます。 えさは、親メダカのえさをすりつぶしたものを与えます。 量は、メダカの数や容器の大きさにもよりますが、指先でひとつまみほどやります。(少な目にやりましょう) 次の日に水面に油と食べ残したえさが浮いているようなら、ちょっとえさのやりすぎです。 初めのうちは、うれしくてたくさんやりすぎてしまがちなので、注意が必要です。 このときは、水面の汚れを指ですくったり、水を少し替えたりしましょう。 |
|
産卵が順調でどんどんメダカが生まれてくるようなら、プランターで飼育することをおすすめします。 普通のプランターに、中じきに付いているプラスチックの栓を付けて水を張り、この容器で飼育します。 メダカのたまごからこれで育てても大丈夫です。 メダカは、酸素の消費量もそれほど多くないので、このプランターのように水面が広い容器ならエアーポンプも必要ありません。 ポンプで水流が起きない方が、赤ちゃんメダカにはいいでしょう。 水草も気にする必要はありませんが、私はホテイアオイを浮かばせています。 メダカが成長し、ほかの子メダカやたまごを食べてしまうサイズ(1.2cmぐらい・1ヶ月ぐらい)になるまでの間は、新しいたまごをいっしょに入れても大丈夫です。 ある程度メダカが大きくなったら、そのメダカだけすくってやり、親メダカの水そうに移せば、このプランターでどんどん赤ちゃんメダカを育てていくことができます。 また、生まれた月ごとのプランターを用意してもいいでしょう。 |