子メダカの日記 第630日目

続・赤ちゃんメダカの飼育法

たまごがふ化したあとの飼育の様子を紹介していきます。


第630日 容器の移し替え  卵がふ化したら、早めに移し替えてやりましょう。

 メダカは、ふ化するときに、たまごの中で卵の殻(から)を溶かす酵素(こうそ)を出します。

 ふ化すると、この酵素がまわりの水に混じり、水か腐りやすくなるみたいです。

 移し替える容器は、少し大きめのものがよいでしょう。
 私は、ビーカーで育てています。(様子を見るためにビーカーを選びました。)
 このサイズの容器だと、大きくなったときにまた移し替えないといけません。
 そのまま赤ちゃんメダカを親のサイズまで育てるのなら、初めから水そうで飼育してもかまいません。

 ただ、親メダカと同じ水そうに入れると、親メダカに食べられてしまいます

第630日 赤ちゃんメダカ10日目ぐらい  水替えは、子メダカなので悪い水を捨てるのが難しいし、それほど水も汚れないので、水が少なくならないように足してやることだけ気を付けます。

 えさは、親メダカのえさをすりつぶしたものを与えます。
 量は、メダカの数や容器の大きさにもよりますが、指先でひとつまみほどやります。(少な目にやりましょう)
次の日に水面に油と食べ残したえさが浮いているようなら、ちょっとえさのやりすぎです。
 初めのうちは、うれしくてたくさんやりすぎてしまがちなので、注意が必要です。
このときは、水面の汚れを指ですくったり、水を少し替えたりしましょう。

第630日 プランターでメダカブリーダーをめざそう
第630日 ふ化した!
 産卵が順調でどんどんメダカが生まれてくるようなら、プランターで飼育することをおすすめします。
 普通のプランターに、中じきに付いているプラスチックの栓を付けて水を張り、この容器で飼育します。

 メダカのたまごからこれで育てても大丈夫です。
 メダカは、酸素の消費量もそれほど多くないので、このプランターのように水面が広い容器ならエアーポンプも必要ありません。
 ポンプで水流が起きない方が、赤ちゃんメダカにはいいでしょう。
 水草も気にする必要はありませんが、私はホテイアオイを浮かばせています。

 メダカが成長し、ほかの子メダカやたまごを食べてしまうサイズ(1.2cmぐらい・1ヶ月ぐらい)になるまでの間は、新しいたまごをいっしょに入れても大丈夫です。
 ある程度メダカが大きくなったら、そのメダカだけすくってやり、親メダカの水そうに移せば、このプランターでどんどん赤ちゃんメダカを育てていくことができます。
また、生まれた月ごとのプランターを用意してもいいでしょう。


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