7月からちっとも製作せんで何をやっていたかというと、これこれ、ちゃうコアロハというウクレレ買っちゃったんです。実はウクレレ初めてです、弾けません・・・ ポロポロやってるといいですねえ、音もギターとはひと味違って楽しめそう。チューニングはどうするの?入門書も買ってこようっとということで、汗かきながらいつもと違うフレット感覚を確かめます。 暑い夏は長野もクーラーが必需品になりました。暑いときはうちに帰り、ウクレレ三昧の毎日でありました。 |
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全音ウクレレキットの製作を夏休みにしました。 「のみのみml」に参加させていただき いろいろ勉強になります。楽器製作に興味をお持ちの方は是非参加して下さい。 キットは下倉楽器で購入しました。 バックはRをつけました。今回はあんまり写真がありません。 クレーンの鶴田先生のホームページにただただ見とれるばかりの毎日です。全音キットを華麗なウクレレにしたいならクレーンさんのホームページへどうぞ。とにかく素晴らしいです。 |
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型枠を作っておけば良かったなと反省しています。 やっぱりゆがみが出ました。 |
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ポジションマークを入れてフィンガーボードは出来上がり。 気合いが入らないのは今年の夏の暑さです。作業場所が狭く、ちょっと作業するとだらだらと汗が流れます。汗が出るとすぐに湿度が上がってしまいます。これには参りました。 |
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ボディの周りは黒のバインディングを入れ、ステインを塗り シェラックで仕上げました。 とりあえずあと、ネックの付け根部分をぐっと絞り込んでみました。写真ではわかりませんね、すいません。 反省としてはボディのゆがみとそのためにネックがややずれてしまったことです。 |
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2002/8/20 で、どうせならキットではなく、なるべくできるところは挑戦してみようとプランを取り寄せました。8月8日に発注して15日出荷、19日到着でした。今回はFedExです。 |
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8/20 マーチンのウクレレプランです。上とペアで3.35ドル、今回はこれを元に「作って遊ぶウッドクラフト」を参考に作ってみたいと思います。 |
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8/20 この本いいです。なんとT’sギターの高橋さんがウクレレの作り方について写真を入れてわかりやすく書いてくれています。日本語なので、すみから隅までじっくり読めます。ギター本はほとんど英語なので本当にうれしいです。 ちなみに7月末にT’sギターさんにおじゃまして、ネック材とフィンガーボードなど購入しました。とても親切に対応して頂きました。 |
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8/20 こちらはハワイアンウクレレです、細部は結構違いますが、何かと役に立ちそう。 |
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8/30 材料の調達をします。今まではLMIやstewmacなど海外から購入していたのですが、木材は輸送料がバカになりません。 まずはLMIから昨年購入したギターのサイドバック材を使って作りながら、アイチ木材さんに材を注文しました。 サペリというマホガニーに似た材で作っていきます。 |
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9/2 ギターのサイドバック1セットでウクレレ3台分が取れました。 サイド分で3セットのサイドとライニング材を、バック材で4枚のトップバックさらにブックマッチで1セット分とります。 |
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9/4 アイチ木材さんから材料が届きました。 ほんとに材木買ってる感じです。 マホガニーの8cm×8cmの角材は圧巻でした。 写真はブビンガのサイド材です。ブビンガは名前がおもしろいので注文しました。ローズ系の色合いですが、木目がグニュグニュしていておもしろい仕上がりが期待できそうです。 1セット1500円(トップサイドバック)と良心的な価格です。トップサイドバック材は今回は使わずストックしておきます。 ネック材ブリッジ材なども購入しました。 |
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9/12 初めてのサイドベンディング、昨日から挑戦しています。 ベンディングアイロンを使ってズリズリ擦らせては曲げていきます。もう4枚目ですが、これは慣れるしかないですね、いきなりギターに挑戦しなくて良かったあ。ウクレレならたくさん練習できるからね。ちょっとはましになったかな? 初体験としてはその時の臭い、水の跳ね、焦げ、割れなどですが、奥が深そう。初めて乗れた自転車のようにあっちに曲がったりこっちに曲がったり・・・ 家に帰り気づきました、指がふやけましたぞ。 |
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9/13 13日の金曜日だよん。ケガしないように気をつけよう。 アイチ木材さんから購入した、ローズウッドです。 ギター用のブリッジ材なので厚い!厚すぎる。 だったら半分に切っちゃえ。高さはかろうじて6.5mm、これならウクレレブリッジに使えそう、しかも12個できそう。これで400円!?えっ、もっと買っておけば良かった。 |
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9/14 今日はがんばろう! 土曜日に作業できるのは久しぶりです。どうして休みになっちゃったの? これはLMIのマホガニーブレイスウッド材5.5ドルのものです。 ここからネックブロックを取ります。バンドソウで大まかなサイズに切り出します。エンドブロックも同じように製作しました。 |
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9/14 もなかに見えますか? 中心線を引いて上下に3mmほどの位置にけがき線を入れておきます。端がポイントになります。 |
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9/14 ベルトサンダーでRを出していきます。ポイントは端のけがき線まで削って中央に回していきます。あんまり回しすぎると爪が削れます。(削れました)身体中が粉にまみれます。 |
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9/14 うん、良い出来です。何を基準に良いといっているかというと、プランの上ににのせてみて満足しているだけです。 楽しくって次から次へと作っていたらなんと14セットもできてしまいました。こんなに作ってどうすんの? まだまだ未知の世界が多いのに・・・ |
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9/14 さてさて、本日はここまで。全音キットの反省から枠も作ってみました。サイドベンディングしたサペリ材を入れてみたところです。やはりきちんと曲げていないのでくびれの部分は中央から押して型を整える必要がありますね。 久しぶりにたくさん製作ができました。 |
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9/17 ブロックを接着しました。小さいものは結構カーブがきつく、至る所でとっても苦労しています。ブロックも端がうまく接着できません、やっぱりブロックだけうまくできてもだめでした。こんなにRをつけるんじゃなかった・・・ |
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9/18 さあさあ、気を取り直してネックを作ろうかなあ。写真は上からアイチ木材さんのアフリカンマホガニー、T’sギターさんのホンジュラスマホガニー、T’sギターさんの加工済みマホガニーでございます。アイチ木材さん、T’sギターさん共にウクレレ用のネック材ということで「へ」の字型をしています。へへへ |
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9/18 仕上がり線をつけておいて、さてどこから攻めましょうか。まずは厚さを決めてみます。バンドソウが甲高い音を立て始めます。この時私が祈るのは、「刃が折れないでね、指まで切りませんように。」の2点です。 |
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9/18 サイドを切断後に一通り切り終え、端材もつけたものです。細かいところを見てはいけません。大雑把で良いのです。への字型のために、材がぶれやすく、直線がでませんでした。まあ、これからこつこつと削っていくので良しとしましょう。 |
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9/19 せっかくだからと、3本分のネックを切り出しました。やっぱり刃が折れてしまいました。刃が折れると痛いんです。お金かかっちゃうんですよね。とりあえず、ネックの切り出しは成功、ヘッド周りはグラインダーで、ギュイーンと削りました。マホガニーの粉吹雪にまみれ、仙人のようになれます。 |
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9/20 アイチ木材さんのヒールブロック用アフリカンマホガニーの8cm角材です、ホンジュラスマホガニーの角材も送って頂きました。切ってみると両者の違いがわかります。アフリカンはさくさく、ホンジュラスはしっとり感というか、まあ切るのが大変でした。この2種類のマホガニーは別物です。サペリはその中間でしょうかね。削り甲斐のある材です。 |
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9/20 ちとケチって上の材料を使わずに、ネック材のあまりを重ねて、ヒールブロックを接着しています。2本目からはしっかりと上の材を使いました。タイトボンドで接着し、クランプではさむと、滑る滑る。 |
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9/20 パーフリングを入れる溝掘りです。のみのみmlで教えて頂いた、ジグの改造によってより小さな穴が開けられるようになりました。ありがとうございます。ちなみに外径で50mmになっています。 ビットの大きさとパーフリングの巾が少し合わず微調整が必要でしたが、なんとか入るようになりました。 |
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9/20 パーフリングに入れているのはマーチンキットで使わなかったものです。とっておくと役に立つときが来ます。とっておいても役に立たないものもあります。こうして工房はだんだん狭くなっていくのです。 ギターと違って、パーフリングは出来上がり時に丸見えになるのでぴったし合わさるようにしなくちゃいけません。 |
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9/20 エポキシで接着して、置いておきます。 えらくはみ出ていますが、パテの効果も期待して多めにつけてあります。隙間は怖いですからね。私は何度も痛い目に遭いました。 トップの形がなんかいびつに見えますが、気にしないで下さいね。材の取り方でこんな形になっていますが、多めに取ってあります。 |
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9/20 180番のサンドペーパーでごしごしやってとりあえず三枚分が出来上がりました。ウクレレ3兄弟です。ウルトラ3兄弟ではありません。 工具を出したり片づけたりが大変なので、同時進行にすると効率的です。 |
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9/20 サウンドホールも開けました。直径が44mmです。 ここから良い音が出ますようにとお祈りして、切り口をサンドペーパーで整えます。 おっと、ぴったりのはずのパーフリングが・・・ |