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10/15
なんとこんな形で接合してしまいました。、まねしないで下さい。ネックと本体の角度をどうするか?で、気持ち逆ぞりにしたいなと思い、いっそひっくり返しちゃえと考え、ネック側のクランプで、角度を調整しています。やってから気がつきましたが、ネックの左右の揺れを考慮していませんでした。
この強引な方法を使うのなら、下にきちんとネックの方向を書いた図面を書いておけばいいかな。
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10/16
ネックに指板を付けました。指板は3枚も失敗しました。手順は覚えましたが、気力が充実しているときにフレット関係の作業は進めるようにしていこうと思います。 |
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10/18
ナットはどうしようか悩みましたが、エボニーを使ってみました。
ギター製作用のボーンもありましたが、今回はエボニーを使って、渋めのウクレレにしてみましょう。なんていってもこのちっちゃな部品を削るのは結構大変でした。手も真っ黒になります。こんな時は大体鼻の穴も注意しましょう。マスクを使い、アレルギー防止です。 |
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10/18
いやはやかなりできてきました。わくわくです、2台目は指板の接合、3台目はボディとネックの接合と、クランプが順番待ちの状態です。ギターの塗装も始めていますので、ついでに少しずつシェラックを塗っています。 |
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10/19
サイドポジションを付けました。マーチンキットのOOO18モデルの余りです。白いサイドポジションを探したのですが、どっかにいっちゃいました。きっと出来上がった頃に出てくるんでしょう。1.5mmのドリルではかなりきつかったので、1.6mmのドリルを購入しました。エポキシで接着します。 |
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10/19
ブリッジ作りに入りました。溝をドレメルで掘りました。ところが板と平行に溝が掘れず、修正しながら幅を広げたのですが、ビットがうまく入らないんです。そのため、手作業で、広げてみました。 |
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10/21
本では9mmのドリルで開けていましたが、6mmのドリルで奥行き5mm程度開けてみました。これだと2枚同時に開けて、丁度良い間隔になると思ったからです。
切り溝と中心が少しずれてしまいましたが、ここは特に支障無しでしょう。
ドリルでなく、溝切りかんながあると、接着力を高めることができるのかなと思いました。(円の部分が底面を削るのでブリッジの接着力を弱めそう) |
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10/21
のこで切り溝を入れました。残念ながら、弦の太さがわからなかったので、今日はここまでです。ブリッジも形ができてきたので、ようやく完成のめどが立ってきました。 |
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10/22
朝夕随分寒くなりましたね。ウクレレに出会ったのは猛暑の夏でしたが、なんとも中途半端な時期に完成しそうです。
サドルを作りました。もう、こうなったらサドルも手作りでいこうと思い、ナットを作ったエボニー材から切り出しました。ナット、サドルを切ることで、愛用のピラニアソウは刃がぼろぼろになってしまいました。私の使い方が悪いのでしょうか?この後厚みの調整をします。 |
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10/22
フレットの高さを揃えます。こちらも手作りでやったので、フレットがきちんと入っていないところはおもしろいくらい削れてしまいます。こんなに削っていいのかなとも思いましたが・・・
フレットは出来上がったときに一番心配な部分です。 |
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10/22
ブリッジが完成しました。磨き忘れていたので、布にレモンオイルをつけて磨きました。きれいになりました。溝も弦が通るように広げました。サドルは接着剤は使わず、きつめの状態で固定させています。高さはこれから調整します。 |
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10/22
ボディの方も少し磨いてきました。マイクロメッシュで4000番くらいで、一休み。これはのんびりやるのがいいですね。
家で一杯やりながら磨けばかなりきれいになるだろうなあと思いましたが、生活の場所は狭いのでアウトです。おまけにシェラックはアルコールに弱い・・・ |
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10/22
ああ疲れた。ブリッジの接着までいきそうでしたが、無理はしません。いえいえ年なので無理ができません。おなかも減ってきました。みんな帰ってしまいました。 |
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10/24
ペグはどれにしようかな?左はT’sギターさんの1200円のもの真ん中はグローバーエコノミー、左は台湾製。見た目はT’sギターさんのものが良いです。裏の押さえが金具ですからね。
でもはじめてなので一番安い台湾製を使います。 |
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10/24
ブリッジの位置を確認しています。このウクレレはネックがボディネックの中心線からずれてセットされてしまいました。ボディのお尻の方に貼ったマスキングテープでずれが分かったので、落ち込みました。で、解決策ですが、ブリッジの位置をずれた方向に合わせるようにしました。2mmほど中心からずれますが、弦はサウンドホールを通るのでなんとかなりそう。(なって欲しい) |
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10/24
とりあえず完成しました。弦が新しいので音程が合いませんが、心配していたフレット音痴は大丈夫で優しい音色です。
左の写真をクリックすると大きくなりますのでご覧下さい。
あと2本は明日以降に完成予定です。 |
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10/25
2台目、3台目にも弦を張り、ナットに溝を掘ります。
弦の高さを見ながら必要に応じてナットやサドルを調整します。
この時点ではじめて音が出ますが、この音がとってもうれしい瞬間です。しかし、ナット、サドルはしっかり調整しましょう。私はいつもツメが甘いのです。
ナットの溝切りはギター用のものでOKでした。弦の太さに合わせてナットファイルで溝を掘ります。 |
10/25
とうとう3台とも完成しました。2・3台目はグローバーペグを使ってみました。予定通り渋いウクレレが並びましたね。
ブレイスをマホガニー、スプルース、コアで作った3兄弟の晴れ姿です。 |
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10/25
さて、音色の方ですが、まだ弦を張ったばかりでチューニングが安定していないのでよくわかりませんが、3台それぞれが個性のある音にはなりませんでした。じっくり弾き込んでいくうちに違いがわかるかもしれません。
はじめてのほぼ完全自作で、3台の内の1台ができればいいかなくらいに思っていましたが、大満足でした。
反省点としては、ギター同様にボディとネックの接合はもっと丁寧にやらなくてはいけませんでした。楽しい経験がいっぱいで、ギター作りに生かせそうです。 |
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