コサメビタキ 巣立つ
一方こちらは水辺エリアに営巣していたコサメビタキの空き家。例年になく巣立ちが遅れていたため心配していたのですが、6月20日に無事 ヒナ全員が巣を離れました。
心配していたのは巣立ちの時期だけでなく、その巣の場所。 園路のほぼ真上に作ったため 時にはにぎやかな集団や、ちょっかいを出しそうな元気な悪ガキどもがその下を通ることがあり、ハラハラドキドキしたこともありました。
(もっとも、天敵抑止としてヒトを利用していたのかも)
いましばらくはこの近くに留まり体力をつけ、やがて北アルプスを越え日本海を渡り、はるか異国の空を舞うことでしょう。
園内では毎年コサメビタキの営巣が確認されていますが、ここ数年来、ごく狭い範囲で巣作りしています(※)。 同じ個体なのでしょうか、それともここから旅立ったヒナが成長して戻ってきたのでしょうか。
(※)以前の様子は ⇒ こちら
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