.    '11年11月19日

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木登り

 一見 危険な行為をしているように見えますが、実際には極めて安全対策に裏打ちされた行動です。 写真は、当園地スタッフ 2名を対象におこなった『アーボリアル ・ワーカー(樹上作業者)講習』において、木に登り枝の上を歩行〔←リムウォーキング〕しているところです。  当然ながら、直径 10cmほどの枝に全体重をかけているわけではありません。 より高い箇所に設置したアンカーに連結するロープと、バランスを確保するランヤード (工事で使う安全帯のようなもの)を駆使して、樹には負担をかけず、トリッキーで危険な動きをせずとも、安全に枝先まで行けるのでした。
 テキストは英文、覚えなければならないロープ ・ワーク も聞きなれない英単語と、先が思いやられる講座の始まりでした。 しかし、2日間に渡る理論と実践の講習が終わってみれば、教え上手の講師陣のお陰で、所期の目的を達成することができました。







  『危ないなぁ』と思われるかもしれませんが、実は…


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園路は続くよ…♪ (その2)

 森林エリアにおいて、園路の新設工事が始まりました。上写真は現在工事中の園路、下写真は開園以来の園路です。 新たな園路も、やがて下写真のような、自然に溶け込んだ道になることでしょう。
 ところで、今回の工事は、着手までに長い時を要しました。今年の 3月に設計が済んでから 工事開始までに 8ヶ月あまりが経過しています。 その大きな理由は、ルート選定に膨大な時間をかけたため。 図上で決めた後も、県と市民会議と管理事務所の関係者が幾度となく集まり、現地踏査と検討を重ねました。 自生する植物へのダメージを極力抑えながらも、歩きやすく見所の多い道作りを目指しました。事情を知らなければ、のんびりし過ぎと思うかもしれませんが、いかにも 自然公園を標榜する当園地に相応しい時間のかけ方とWEB管理人は考えます。







    上はただいま工事中、下は開園以来の園路


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雪化粧

 ここ安曇野に冬が来ました。写真は、当園地・水辺エリアと森林エリアを結ぶ道路(一の沢林道)からの眺望です。左から 爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳 と、北アルプスの峰々が続きます。さらにその右には、 唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳が連なります。 安曇野の風景に欠かせないこれらの山々が、この日、今シーズン初めて雪化粧しました。  当園地がその麓にある 常念岳蝶ヶ岳は、いまだ冠雪していませんが、白くなるのは時間の問題。 やがて見慣れた冬の装いとなります。 そして山の冬景色とともに、厳寒の季節が訪れます。 そんな季節を前に当園地も冬支度をはじめます。 11月末で管理事務所以外のトイレは閉鎖して、12月から来年 3月までの間はご利用できません。また、12月29日から 1月3日は管理事務所及び事務所トイレも閉鎖します。 (この 6日間以外は、通年ご使用できます)





 この場所から北東に目を転ずると北信五岳が望める