.    '13年8月25日

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落ち着きを取り戻し

 夏の喧騒が過ぎ、ようやく落ち着きを取り戻した園内。 もちろん公園ですから、より多くの来園者においでいただきたいのですが、やはり程度があります。 バーベキューの煙が立ち上り、酔客と水遊びの叫声が響く光景は当緑地らしくないとの声もあります。あるいは、駐車に関わり、近隣に迷惑をかけることの問題もあります。 目の届かないところに投棄された残飯により、野生動物を餌付けしてしまったこともあります。 一時的なこととして看過できることと、できないことがあります。 短期間で回復することと、長期間を要すること、あるいは復元できないことがあります。 この自然を今いる人々だけで食いつぶすことなく、将来に伝えたいとの個人的願いがあります。 危惧のひとつが、ゴミ投棄による餌付け。一度味を占めると棲み分けが難しくなり、結果、ヒトとのあいだに軋轢が生まれます。 さて、このサルは大丈夫でしょうか。 





  エサの少ない今。しかし、餌付けは悲劇につながる


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ここにいれば安心

 写真の蝶はスミナガシ。 今、彼(彼女?)は園内においてヒトからの攻撃を回避できるもっとも安全な場所にいます。 なぜなら、とまっている看板には【昆虫採取禁止】と明記されているからです。 この看板はつい 1ヶ月ほど前に設置したもの。[⇒ こちら]  10分以上の間この状態でいたため、多くの来園者が看板と蝶に気づき、その絶妙な組み合わせに笑みがこぼれていました。  ところで、今シーズンから園内ルールとなった『昆虫採取禁止』ですが、そうとは知らない家族連れが多く訪れ、ガッカリするのを見ると申し訳ない気持ちになります。 「せっかく楽しみにして来たのに」とか「子どもが小さな捕虫網で捕る数などしれている」との考えもあるかもしれません。 しかし、楽しみにしているのは他の方も同じこと。野山とはいえ公共の施設である以上、来園する方に等しく今ある自然をご覧いただきたいとの思いがあります。





        幼虫と成虫の写真は ⇒ こちら


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 新潟県妙高市にある苗名滝。日本の滝百選にも選ばれている名瀑です。 当WEB管理人が講師を務める自然観察の講座で訪れた際の写真です。滝壺まで近寄らなくても、展望場所からの眺めだけで【地震滝】の別名を納得させるに十分です。 ちなみに、地震を意味する古語の【なゐ(い)】が転訛して【なえ(苗)】になったとのこと。地面を揺らしてごうごうと流れ落ちる様子に、古人が地震を連想したとすれば、水の流れは今もはるか昔も変わっていないわけです。
 ところで、当園地の近くにも名瀑があります。ひとつは【大水沢の滝】いまひとつは【黒沢の滝】です。 しかし残念ながら、黒沢の滝への道路は路肩改良工事により通行止め(平成25年9月1日〜同年10月30日)。 大水沢の滝への道路は法面改良工事により通行規制があります(平成25年11月30日まで) 詳細は安曇野市のWEBサイトでご確認ください。





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