倒木
12月中旬に降った雪(⇒ こちら)の影響で、園路の一部を立入り規制しています。
倒木や落ちそうな太枝、あるいは今にも幹折れしそうな樹があるからです。そのほとんどは、アカマツ。
着雪しやすい樹木であるため、それでなくても冠雪害を受けやすいのですが、園内のアカマツの多くは高さの割りに太さがありません。
樹高を胸高直径で割った値を形状比といい、この値が大きくなるほど細長い樹となります。一般には、80を超えると折れやすいとされています。
また、(斜め上方向でなく)水平に伸びた枝の場合、長さを付け根の直径で割った値が 40を超えると、枝折れの危険が高いと考える必要があります。
なお、生きた枝の落ち方には【枝折れ(branch break)】と【枝抜け(branch come off)】があり、いずれもが枯れ枝とは違い、その危険を予見することは困難です。
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