. |
ということは…
園路を歩いている時、20mほど先に、なにやら真っ黒な小動物が、じっとしているのを発見。 双眼鏡をとり出した刹那に飛び去ってしまいました。
その大きさと、ゆったりとした飛翔は猛禽類を思わせました。『残念 もっとじっくり観たかったなぁ』と思いながら先に行くと、なんと茂みの中にその姿がありました。
写真がそれです。猛禽にあらず、ジュウイチの幼鳥でした。カッコウの仲間のジュウイチは、オオルリ、ルリビタキ、コルリなどに託卵します。
おそらく巣立って間もないことから、この近くにある巣で孵ったと思われます。 …ということは、園内の誰かが卵を託されていたわけです。
最も可能性の高い相手は、園内に多い オオルリ。 …ジュウイチに出会えた喜びの一方、この一羽が生まれるために数羽のオオルリが犠牲になったことを思い、ちょっとやるせない気持ちに…。
それにしても最近、オオルリの受難が続きました(⇒こちら)
|
生まれて初めてヒトに見つめられ、緊張している? 〔マウス・オンで別写真 〕
|