目白押し 7月はイベントが目白押しです。 9日:【烏川渓谷緑地の環境を森林から学ぼう】 23日:【森林の持つ癒しのちから】 30日:【カミキリムシ観察会】 31日:【昆虫の目から見た棲みよい森づくり】 さらに 8月の『山の日』(11日)には、ツキノワグマについて学びます。 知ることで、喜びや感動が生まれます。暑さで身体はグッタリでも、頭はシャッキリさせるために、これらへのご参加はいかがでしょう。 『からすの学校』シリーズも、いよいよ90回を超えました。自然に関することをメインに、歴史、文学、民俗、クラフト などなど… 11年前に細々と始めたこの講座でしたが、毎回、講師の特段のご厚意により、これまで続いています。
猛禽 上はフクロウ、下はトラフズクの羽根です。(いずれも当緑地外での拾いものです) 残された様子から、トラフズクは抜け落ちたもの、フクロウは動物に襲われて捕食されたものと思われます。 トラフズクは長野県をはじめ、多くの都道府県で絶滅危惧種に指定されています。 これまで、園内での確認はありませんが、この羽根はごく近くで拾われたもの。 営巣していたのか、単に通過中だったのかは不明ですが、この近くを飛翔していたことは確かです。 一方、フクロウは比較的よく見る(というより、声を聞く)ことができます。 しかしこれまで、フクロウに捕食された動物の痕跡を見たことはあっても、動物に襲われたフクロウを見たことはありませんでした。
育ちざかりのヤマナラシ 開園3年目に確認したときは、高さ1m足らず、太さは親指サイズでした。それが10年余り経た今、樹高10m、胸高直径20㎝にまで育ちました。 さらには、大きさだけでなく、生息域の拡大を図っています。 この樹のまわりには、たくさんのヤマナラシの幼樹が生えています。 しかし、それらは子孫ではなく【自分自身】です。種から育ったのではなく、張った根の先から幹を立ち上げているのです。 こうなれば、しめたもの。幹が何本か枯れようとも、どれかが残っていれば、その個体は生き続けていることになります。 とは言え… 公園としての植物管理の面からは、すべてをそのままにしておくわけにはいきません。 伐るのは忍びないのですが…