.    '16年7月9日

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目白押し

 7月はイベントが目白押しです。
9日:【烏川渓谷緑地の環境を森林から学ぼう】 23日:【森林の持つ癒しのちから】  30日:【カミキリムシ観察会】 31日:【昆虫の目から見た棲みよい森づくり】 さらに 8月の『山の日』(11日)には、ツキノワグマについて学びます。
 知ることで、喜びや感動が生まれます。暑さで身体はグッタリでも、頭はシャッキリさせるために、これらへのご参加はいかがでしょう。
『からすの学校』シリーズも、いよいよ90回を超えました。自然に関することをメインに、歴史、文学、民俗、クラフト などなど… 11年前に細々と始めたこの講座でしたが、毎回、講師の特段のご厚意により、これまで続いています。





 からすの学校が始まった経緯や、これまでは⇒ こちら


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猛禽

 上はフクロウ、下はトラフズクの羽根です。(いずれも当緑地外での拾いものです)  残された様子から、トラフズクは抜け落ちたもの、フクロウは動物に襲われて捕食されたものと思われます。  トラフズクは長野県をはじめ、多くの都道府県で絶滅危惧種に指定されています。 これまで、園内での確認はありませんが、この羽根はごく近くで拾われたもの。 営巣していたのか、単に通過中だったのかは不明ですが、この近くを飛翔していたことは確かです。 一方、フクロウは比較的よく見る(というより、声を聞く)ことができます。 しかしこれまで、フクロウに捕食された動物の痕跡を見たことはあっても、動物に襲われたフクロウを見たことはありませんでした。





  顔も眼も耳も翼も足も、他の鳥とは大きく違う!


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育ちざかりのヤマナラシ

 開園3年目に確認したときは、高さ1m足らず、太さは親指サイズでした。それが10年余り経た今、樹高10m、胸高直径20㎝にまで育ちました。 さらには、大きさだけでなく、生息域の拡大を図っています。  この樹のまわりには、たくさんのヤマナラシの幼樹が生えています。 しかし、それらは子孫ではなく【自分自身】です。種から育ったのではなく、張った根の先から幹を立ち上げているのです。  こうなれば、しめたもの。幹が何本か枯れようとも、どれかが残っていれば、その個体は生き続けていることになります。 とは言え… 公園としての植物管理の面からは、すべてをそのままにしておくわけにはいきません。 伐るのは忍びないのですが… 





 わずかな風でも葉が揺れる秘密は、その構造にある!