Mac用RSSリーダー、NewsFireの新バージョンがリリース。
この調子だと、下手をするとこのウェブログは
NewsFireの更新記録だけで埋まってしまいそう……。
日本語リソースは今回も無し。
ローカライズに関わる部分での変更も無いようで、
v33用及びv35用がそのまま使えます。
一応、v36用を作成しましたので公開します。
尚、毎回ウェブログでの報告は
過去のログの修正が大変になるので、まとめるために
ローカライズファイル置き場のページを作りました。
NewsFireの最新版非公式日本語リソースもこちらに置いておきます。
ITmediaのニュースによると
MicrosoftがAcrylic(アクリル)というコードネームのグラフィックツールのβ版を公開しているとのことです。
これは、あのExpressionの後継だそうで、
(URLアドレスもexpressionになってる)
そうか、Expressionの開発は終わってなかったんだ。
良かった良かった。
サイトによるとβ版の必要システム構成として、
OSはWindows XP Service Pack 2以降と記されてます
気になるMac版は、なし。
Microsoftだから仕方ありませんが……。
Mac BU、頑張ってくれないかな。
(Mac BUはMicrosoftのMacintosh用ソフトの開発部門)
利用できる方は試してみてください。
前回、Acrylic(アクリル)がリリースされたと記しましたが、さすがにMicrosoftの製品となったせいか、注目度は抜群で、あちこちのニュースサイトでも取り上げられているようです。
Expressionファンとしては嬉しいのですが、一方、巨人、Microsoftに対する反発のせいか、ユーザーとしては、首を傾げるような意見も見られます。
例えば、CNET Japanでは以下のように取り上げられてます。
マイクロソフト、アドビの牙城に照準--プロ向け画像編集ソフトを公開 - CNET Japan
『アドビの牙城に照準』というのは記者の憶測に過ぎないわけですけど、この記事の最後は、
「私に言わせれば、このプレビューは、PhotoshopやPaint Shop Proなどと競合するようなものではなく、見せ掛けだけの(Microsoft )Paintのような、設計が悪く洗練されていないグラフィックエディタにしか見えない」とあるユーザーは記している。
と結んであります。
スラッシュドット ジャバンにも、エントリーが立ったのですが、やはり、Microsoftへの反発からか、ピントのずれた評価と意見が見かけられます。
あんまり酷いので、スラッシュドットへ反論を書き込もうと思ったのですが、さすがに私以外にもそう思った方がいらしたらしく、まともな意見がでてきてちょっと安心しました。
私は、Macユーザーである為に、今回リリースされたAcrylicは、実際に使用してません。
ただ、窓の杜での紹介によると、Expressionにラスター系処理の為の「Pixel Laye」が搭載されたのが大きな変更点で、スクリーンショットを見る限り、インターフェイス等はExpressionから大きく変更はないようです。
このことから踏まえて、AcrylicはExpressionの発展系と捉えた上で、上記のAcrylicに対する評価について、思う事を述べたいと思います。
私がなによりも声を大にして言いたいのは、
「Expression/Acrylicはドローソフトである」ということです。
私が気になったのは、CNET及び、スラッシュドット共に、評価の基準として比べられているソフトがPhotoshopを始め、ペイント系ソフトばかりなことです。
Expressionはもともとドローソフトですし、Acrylicには、ラスター処理が加わっているようですが、ドローがメインのようです。
ですからAcrylicをペイント系のPhotoshopと比べてどうこういうのはちょっと変ではないかと。
もし、これが他のドローソフトならば、ちょっと使ってみれば、ペイント系ソフトと比較する事は間違っていることに気付くと思うのですが、Expression/Acrylicはドローでありながら、水彩画風の柔らかなタッチの線がすらっと描けたりするので、誤解されてしまっているような気がします。
普段グラフィックツールをあまり利用してない人には、ドロー、ペイントの違いを意識しないでしょうし。
あえて比べるとしたらIllustratorでしょうけど、でもExpressionはIllustratorと比較してどうこういうソフトでもありません。
ベクターベースでありながら、スケルタルストロークという独自の機能で、ラインのタッチを自在に変えられ、水彩画風や水墨画風の柔らかなタッチの絵が気軽に描けたりします。
逆にドローなら得意のはずの正確な作図表現は苦手。
ベジェが苦手な人もB-スプラインツールでパスも楽々。
でも一番得意なのはフリーハンド(笑)。
マウスからでも筆圧の調整して線を描く事もできます。
欠点も多いけど、独自の個性が光るソフト、それがExpressionでした。
インターフェースは洗練されていないというのは、Expressionの時から、確かにそうなのですが、だからといって画像加工がメインのPhotoshopと比べてどうこう言うのは、間違っていると思います。
Expression3の説明書の最初の方にある「ソフトウェアデザインの方針」にはこう記されています。
「既存のツールを備えたよくある製品」ではなく、自分たちが考える理想的な描画ツールを持ち、同時にパワフルで表現力豊かな、それでいて使いやすいアプリケーションの実現を目指したのです。
Expressionは「万能」なツールではありませんし、あなたが思い描く機能を全ては備えていないかもしれません。
一口にグラフィックソフトと言っても用途によって異なる訳で、それを踏まえた上で、評価をして欲しいと個人的に思ってます。
そう、絵を描くソフトなんですよ、これは。
画像を加工するソフトじゃなくて。
たいして絵心もないのに、魅せられて製品版を購入した人間としては、Microsoft製品になったとたん、それだけの理由で難癖付けられて正当な評価がされなくなるのは悲しいことです。
もし、なにかのきっかけでこの文章を読み、Acrylicに興味を持った方はぜひ「お絵描きの道具」として試してみてください。
絵心の有る無し、上手い下手に関わらず、描く道具として使用したときに、このソフトの面白さを感じる事ができるはずです。
参考として以下のリンクも張っておきます。
Welcome, Expression user!
名前の通りExpressionのユーザーグループのサイトです。
ダンニャワード
Expressionユーザーの丸山ばびこさんのサイト。
Expressionのページでは楽しく使い方を解説されております。
Acrylicの公開でExpressionの話題が続いたので、ついでに以前書こうと思いながらも、忘れていたExpressionの話題を記しておきます。
以下は、David Nagel氏によるExpression用スケルタルストロークの公開ページのリンク集です。
過去にWebマガジンの連載で公開されたもののようですが、現在もダウンロードできます。ただ、ページの表示がちょっと重めですが。
Acrylicでもたぶん使えると思います。
インストールは解凍して出来たファイルをフォルダごと、Expression(Acrylic)フォルダ内のStrokesフォルダに入れればOKです。
フォルダ名がストロークフォルダ名になるので、わかりやすいようにリネームしてもいいかと思います。
Weekly Download: Expression Brushes, Series 1
Weekly Download: Expression Brushes, Series 2
Weekly Download: Expression Strokes, Series 3
Weekly Download: Expression SK Strokes, Series 4
Weekly Download: Expression SK Strokes, Series 5
Weekly Download: Expression SK Strokes, Series 6
Weekly Download: Expression and LivingCels SK Strokes, Series 7
Download: Expression Strokes, Series 8
ファイルは2ページ目の上部からダウンロードできます。
スケルタルストローク自体はプラットフォームに依存しないようですが、ファイルはsit形式で圧縮されています。
Macユーザーにはおなじみの圧縮形式ですが、Winの方は下記のリンク先から解凍ツールをダウンロードしてください。
シェアウェア云々と記してありますが、解凍ツールのStuffIt Expanderはフリーです。
手軽に画像加工と転送ができちゃうアプリケーション、ImageWellがアップデートされました。
XtraLean
サポートページによると、前回のバージョンとの違いは、新たに簡体中国語のローカライズファイルが追加されたことのみらしいので、前回のバージョンを利用している方はアップデートの必要は薄いかも。
私が勝手に公開している非公式日本語ローカライズファイルも、前回のものがそのまま利用できますが、ついでなので気になっていたところを変更しました。
画面真ん中のペインの『イメージ』を『画像』に変更。
本当は、見栄えを考えて『画像』ではなく『画 像』(真ん中にスペース)にしたいのですが、こういう余計なことは正統なローカライズとしてはしない方がいいのでしょうか?
『イメージ』の方がいいかなぁ……。
右の方がバランスが良く見えません?
本来なら.nibファイルを開いて調整するのですが、このソフトでは仕様上いじれないので、悩みます。
良かったら意見を寄せてください。
尚、このソフトのローカライズファイルは、Japanese.lprojフォルダ内にあるLocalizable.stringsをテキストエディタで開けば、簡単に変更できます(ただし、うちの環境だとテキストエディットでは開けなかった)。
気になる箇所があったらエディタで直しちゃうのも手です。
あちこちで話題になっている、アメリカのクレジットカードの情報、大量流失問題ですが、
やはりというか、国内にも波紋が及んできたようです。
先ほどNHKニュースを見ていたら
国内でもカードの情報が漏れている可能性がある人として
海外で買い物をした方
インターネット経由で海外の会社で買い物をした方
が挙げられてました。
マジですか……。
私はMacユーザーなんですが、Macはどうしても海外のシェアウェアに頼る傾向があるんで、何度か決済しちゃってます。
気になる方はカード会社に問い合わせたほうがいいようです。
今更、解説する必要もあまりないかと思いますが、
各所で猛威を振るっているMusical Batonが、うちのような辺境にまでやってきました。
皐月エースさんのところから。
もちろん、ここはかっこよく(?)お断りしようと、皐月さんのサイトのウェブ拍手に「だが断る!」云々と投稿しようとしたら、間違えて途中で送信してしまい、仕方ないので、そのあとへどもどと言い訳を付け足しで送信したりして、そのあまりのへたれっぷりに爆笑されたりしてます。
投稿の修正ではなく、人生そのものをやり直したいと考えるこの頃。
どこで道を間違ったのであろうか……。
そんなわけでバトンの質問などもうどうでもよくって、それよりも人生を見つめ直す旅に出たいと思います。
暑くなってきたんで、涼しい北海道辺りに行ってのんびりと……、
ってそりゃ単なる避暑旅行やん。
と、まぁ、これだけで終わらせるのもアレなので、インターネット上で公式に入手できる音楽ファイルをいくつか紹介しましょう。有名どころばかりですが……。
Mercedes-Benz Mixed Tape
メルセデスが送る太っ腹企画。
現在公開されているのは07ですが、Mixed Tape一周年記念でボーナストラックが追加されています。この07には、Ayako Akashibaさんの日本語ボーカルの曲も含まれていますよ(6曲目)。
The WIRED CD
雑誌WIREDで企画されたCDの曲のmp3ファイルが、Creative Commonsのライセンスの元に公開されています。
日本からはコーネリアスが参加。
『インパク音頭』
桃井はるこ氏によるインパク非公式イメージソング。
私はTunesをよくパーティシャッフルにして聞いているのですが、この曲がかかるともう何事もどうでもよくなります(笑)。IT革命バンザイ。
ちなみにジャンルは「World」にしてます(笑)。
TAM Music Factory
Flash作成者にはおなじみの多夢さんのサイト。
MIDIやMP3の音楽、効果音をFree素材として公開されております。
利用規定を守ればだれでも自由に素材として使用できますが、音楽として聞いてももちろんOK。
モ カ ビ ヨ リさんで知ったのですが、七月から、つまり明日から(もう七月だよ!)三ヶ月間、セブンイレブンで、おにぎりやお弁当を買うとポイントが付くキャンペーンが始まるそうです。
いや、ポイントが付くのはもう始まっているらしいんだけど、景品の交換が始まるのですね。
ポイントを集めてもらえる景品というのが、スヌーピーの絵皿など。
サイトを見ると、七月の絵皿も良いんですけど、九月のマグカップは特に良さそうですなぁ。
うちからはセブンイレブンが遠いこともあって、最近遠ざかっていたのですが、しばらく通う事になりそうです。
どうしてヒトはこうオマケに弱いのでしょう。
って私だけか……。
公開:2005年06月01日 最終更新日:2010年03月23日