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好評につき、とくちゃんのお子様シリーズ第2弾。(本当は好評でもなんでもなかったのだが、ネタがないから身内を犠牲にするしかないのが辛いところ。) 子供ってさ、教えた訳でもないのに、どこからか知識や言葉を仕入れてくることってありますよね。 そう、あれはたしか5才位のときだったと思う。数を数えるのに突然英語を使い出したのだ。「え〜っ俺の息子ってもしかして天才か?」と、そのときは親バカおきまりのリアクション。お菓子を数えるときも、おもちゃを数えるときも、「ワン、ツー、スリー、」とかってやっている。(10までしか言えないんだけどね。) しかし気になることがひとつ。6の発音がどう聞いても「セックス」にしか聞こえない。むじゃきなもんだ。でもここはしっかり教えなければと息子に私のスペシャル発音を伝授した。「あのね、6はセックスじゃなくて、シックスと言うんだよ。」すると息子は「ふ〜ん、そうなの。」となんとも気のない返事。大きくなったら勉強するんだから今のところはまぁいいけどねという感じでその場は終わりました。 それから数日後のこと、デパートのおもちゃ売り場に二人で出かけたときのことである。休日だったので店内は大混雑。息子は棚に並んでいるおもちゃを見ていたのだが、急にその数を数え始めた。私はまた始まったなと気にも留めなかったのだが・・・・。 「ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ」まで数えると、息子はクルッと私の方を振り向くと、店内中に響き渡るすばらしい大声で得意げにこう叫んだのです。 「お父さん! 次はセックスじゃなくてシックスだよね!!」 「・・・・・・・・・・・・。」 ギャー、なんてこというんだこのバカ息子!という言葉をかみ締めながら、3秒後には息子をかかえてその売り場を脱出していました。近くにいた若いお母さんの視線がいつまでも私の背中につき刺さっていた。 その息子も今や中学生。授業で英語を学んでいる。えっ? 成績? それはご想像におまかせします。サンキュー!! |
2002/09/13 |
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