パンフレットギャラリー その4
パンフの写真はスマホで撮りましたので
光が入ってしまっております
ご容赦ください
 
 パンフレット   みどころ
  ついに再々演!今度は正真正銘の音楽劇として甦りました
スタッフは同じ、それぞれの寄稿には初演からの
ご苦労も含め再々演でついに昇華するであろう
感慨が込められていました 

キャスト紹介の質問、一部抜粋です
QあなたとHAMLETの出逢いなど、この作品に対する想いを
お書きください
Aハムレットという役はハムレット役者という言葉があるくらい
俳優にとって魅力的な象徴的な存在。
でも私にはそれが何故かわからなかった。悪役や面白い脇役
ばかりに目が行って、悩める二枚目にはあまり魅力を感じなかった。
けれども実際にハムレット役として舞台に立った時、彼の言葉の数々が
宝石のように美しく思えて「ああ、これを自分の口から発することに
俳優は魅力を感じるんだ」と実感したんです。
言葉なんですね・・・。それが観客の心に触れて、涙や怒りや共感を
誘う。そうわかったときにものすごく心地よい時間を体験したんです。


そして今、魅力を感じるのは「リア」
タイムトラベルしてシェイクスピアにあてがきしてもらえるなら
キングリアの女版
すごく高い所(高貴なところ?)から堕ちてゆくような役・・
やってみたいなあ

巻末『HAMLET』の道のりは、というトーク
(ヤンさん、宮川さん、舘さん、栗田さん、笹部さん)
初演からの思いや裏話もいっぱいでした
  ヤンさん、貴水さん、開次さんのお写真と稽古場スナップもいっぱいです
キャスト紹介は他のお二人からの言葉と、ご本人の3人にぴったりな場所は
どこ?という質問に答える形になっています。

開次さんからヤンさんへ 
前略〜稽古で向き合ってみると、ふとそこに立つだけで
オーラを感じます。瞳が魅力的ですね。〜後略

貴水さんからヤンさんへ 
前略〜(クラリモンドでは)舞台上での女性のリードの仕方とか
、色々教えていただきました。仕事に対してとてもストイックなので一緒に仕事をしていて
良い意味で気持ちがリラックス出来るんです〜後略

ヤンさんが言われるぴったりな場所は
私たちある意味バラバラだからぴったりな場所なんてないと思いますが・・・(笑)
例えば”劇場の誰もいない客席”だと貴水さんが息できないと思うし(笑)
”呑み屋”だと開次が静かになってしまいそう。あ、でもこの前3人で居酒屋に
行って”恋愛”について話したんですよね。お互いの体験談なんか語り合ったりして
それはそれで楽しかったですよ

ですって!

ヤンさん曰く貴水さんは・・・
両親にすごく愛されて育ってきたんでしょうね。疑うこと
を知らなくて、心根が優しく素直で許容範囲が広くしかも本当によく遊ぶ典型的な
ぼんぼんです(笑)

ヤンさん曰く開次さんは・・・
開次はとても綺麗な精神で舞台に向かっている人(略)
確か11年前ぐらい前だったか、同じ舞台に立ったことがありました。あの時のボクと
まさか夫婦を演じることになろうとは・・・。ちょっと申し訳ないですね(笑)

以上、抜粋でした。

  縦書きです!和風!歌舞伎小屋でやるシラノって感じがパンフにも表れています

表紙の裏の写真はみなさんの普通の集合写真
裏表紙の裏はみなさんくだけた集合写真
何故か私のパンフはクリスチャンを演じた桂憲一さんのサイン入り、配られたお菓子
餅太郎の袋も併せて保存しています

ヤンさんのコメントは
最初自分はロクサアヌじゃないと思っていたけど、やっぱり私だわ(笑)
なんて我が儘な女なんでしょう。でも可愛い我が儘ですよね。結構烈しくて男っぽい
ねっちりしてない。それからまっすぐで正直・・・(後略)
右近さんのシラノでロクサアヌをやらせていただいて凄く幸せです。
って♪

座談会は市川右近さん、ヤンさん、加納幸和さん、市川猿弥さん、栗田さん
右近さんが膨大な台詞について
右近「とにかくセリフが膨大ですからね、遅れて入ったものですから・・・(安寿さんに)
凄いらしいじゃないですか、台詞覚えの技は

安寿「誰がそんなこと言ったの?(栗田さんを指さして)またいらないこと言ったでしょ
まったく・・もう(笑)」

右近「僕は「ハムレット」も拝見、伺っているから、確かにすげぇんだろうなって」 

とにかく上手い方ばかりだったし、ヤンさんのロクサアヌは最高だったわ!
  Q久しぶりの謝さんによる演出ですが、いかがですか?
A宝塚に在団していた下級生のころに、8人のダンスメンバーに抜擢されて、謝先生
の振付を初めて踊ったんです。とてもカッコいいダンスナンバーで、印象に残ってます
先生はあのときからぜんぜん変わらない(笑)パワフルですごく元気ですよね。・・・


Q姉・ティエン役の土居さんとは今回が初共演ですね。
Aこのお話をお受けした理由のひとつが、土居さんと共演できることだったんです。
歌声が力強くて聞いているだけで涙が出てきてしまうくらい。今回はひたすら土居
さんについて行きます!間近で稽古を観られるのも嬉しいんですけれど、お話したら
思っていたよりすごく面白い方で(笑)、いろいろなお話ができるのがうれしいです

以上、抜粋です

黒髪ストレートロングヘア、アオザイに身を包まれたヤンさんです♪ 
  8枚のリーフレット型パンフです!
どのヤンさんも美しいこと!

ヤンさんのメッセージは
以前・・・いつだったかのFEMALEのパンフレットに
”いつまで踊っていられるかーーいつかやって来るんだろなぁ・・・そんな時がーーと
書いたことがあった
それからン年?
すでに”そんな時”はもう手が届きそうな距離まで来ている・・・残念乍ら・・・。

年を重ねる毎に『シワが増えていく』『白髪が増えていく』のはそれは仕方がない
ただーー『踊れなくなる』のは、私にとって本当に悲しくて寂しいことなのです

そんな不安な思いを抱えながら足取りも重く向かった初日の稽古場だった・・がー
あ〜ラララララララララララララララララララ(←水谷豊さん風に・・)
そんな事などま〜〜ったくお構いなしに 初日からいきなり激しい振付の連続!!

〜中略〜
 
PS 今・・・難しい病気と闘っている友や仲間がいます。
カーテンコールは祈りを込めて、その友人達に捧げたいと思います。


です
  劇団AUNに初めてのご客演!
座長吉田鋼太郎さんのご挨拶
〜〜〜今回はマクベス夫人に安寿ミラさんをお迎えしました。
華やかで可憐なレディー・マクベスにどうぞご期待ください〜〜

つづく

そして特別対談がナント!
吉田鋼太郎Y×安寿ミラA×野村萬斎N
一部抜粋します
Y 俺は考えてもみなかったんだけど、外野から”安寿さんはなにをやるんですか?
マクダフですか?”とかって言われたのよ。男役の安寿ミラっていうのがやっぱり
定着してるし、期待してる人もまだいるんだな、と驚いた

A そんなわけないでしょ、夫人をおうてあんないい役をおいて他の男役をやるはずが
ない

N やっぱりいい役ですか?
A あのね、読むのとやるのとちがう。またね、鋼太郎の解釈が素晴らしいんで、
やりやすいんですよ。

N 本当
A うん、今まで見てきたマクベス夫人は強いイメージが物凄くあったので、私
本読みの前まではそのイメージで創ってきてたの。で。鋼太郎にこれは
ラブストーリーだってね、言われて

Y そう、ラブストーリー。その要素ってあるでしょ、マクベスとマクベス夫人・・

全部抜き書きしたい!でもここまでですみません
  安奈淳さん、ヤンさん、森ほさちさん、素晴らしい元宝塚トップスターの競演です
ヤンさんのご挨拶です

何となく宋一族という名前は聞いたことがあったけれど、まったく知らないといっても
いい状態で本を読んで、なんてすごい人たちなんだろうと思いました。
時代が私たちと少しだぶっていて、こんな身近に伝説になるくらいの人達がいた、
そう思うと中国って国はすごいですね。

この三姉妹のうちで誰が好きかと言われると、やっぱり私は慶齢ですね。
すごく格好よく見えた。
とても慶齢に憧れましたし、憧れだけじゃなくて尊敬の念を持ちました。
そして彼女に対して失礼な演じ方は出来ないと思いました。


つづく

お稽古場の写真も落ち着いたトーンで3人の女優さんのアンサンブルの良さが
にじみ出ています

 重厚で華麗、大好きな舞台でした
  演出・振付・台本の上田遙さんの言葉です 

安寿さんに触発されて
 舞台人として、女優として、舞人として大輪の華を咲かせている安寿ミラさん
この作品は、その彼女の舞踊の持っているアポロン的な要素(光、純白、静寂
秩序、ヴァイオリンの美しい旋律)。そしてバッカス(ディオニソス)的な要素
(闇、本能、官能、赤黒、破壊的な激しいドラムのリズム)。この相反する二つの
世界を踊ってもらうことで、彼女の内に秘める何かが目覚め、新たな安寿ミラの
世界を出現させたいという思いで創作しました。

〜後略〜

対談はヤンさんと上田遙さん(Female Vol.9のご縁ですね)
抜粋するところが分からないくらい濃密!
くだけた部分を!
上田 今回は安寿さんの為に素敵なボーイズを用意しましたが
安寿 有難うございます。素敵ですネ・・・二人とも
上田 彼(後藤さん)は安寿さんがやっていて、自分の呼吸が分かってくれるという
感じですか?

安寿 そうですね。やっぱりキャリアがあるし、私の力を分かってくれた上で、上手く
こちらを見せてくれているというのを本当に上手にやってくれる

***
上田 彼(大貫さん)はどちらかというとストリート系のそこからコンテポラリーも
やってしまう若き男なんですけど

安寿 本当に若いですネ・・。申し訳ない。彼はカズと違ってとてもコミュニケーション
をとる人で、こうした方がいい、ああした方がいいとかダンスの話もするけれど、
日常的な会話もいろいろしてくれる。今日も、僕にダメ出しをして下さいと言って
きましたけど、ないですよ!そんなの(笑)


です

  できるなら、私も
  客席で観たいくらいです(笑)
安寿ミラ ロナ・リサ・ペレッティー
 ロナはすごく愛すべき女性だと思います。彼女もスペリングビーの経験者で
優勝したこともあるし、もちろん脱落したこともあるはず。だから子供達の
喜びや悔しさが人一倍わかるし、子供たち一人ひとりに親のような気持ちを
抱いている。〜中略〜
稽古場はみんな前向きで明るくて、和気あいあいとしています。誰がムードメーカー
というわけでもなく、みんなが一体となっている感じ。まあ村井さん(国夫)さんは
違う意味でムードメーカーかな(笑)稽古場でも私の隣の席でこそこそオヤジギャグを
折ってるし、舞台上でもそうなんです。もうあっちにもこっちにも子供がいるような
感じで、お母さんは大変です(笑)


後略

座談会は子供達
藤井隆さん、新妻聖子さん、梶原善さん、高田聖子さん坂元健児さん、風花舞さん

稽古場の写真のヤンさんはショートカットです♪ 
  劇団AUNに客演2作目
鋼太郎さんとヤンさんのツーショットが素敵

座談会は鋼太郎さん×ヤンさん×大塚明夫さん×笠松泰洋さん
主に音楽について。稽古場で創りあげる音楽がどんなにぜいたくか盛り上がってます
ヤンさん「マクベスは本当に感動的だったものね」「私、今年もう3本目なんですよ、
笠松さんとお仕事するの」(今回の音楽の要求は)「テレサテン系だよね」と時々
お話しに入られたり、宝塚時代新人公演でイノバーバスを演じられたことも少し。


鋼太郎さんの言葉を一部抜粋します
アントニーとクレオパトラの恋愛をまずきっちり際立たせる、あってはいけない男女の
愛の形。かなわぬ、実らぬ愛・・その切なさと連動する旋律が欲しかった〜中略〜
男と女の愛、それが不倫だってところにまず明かり当てて、それで全部通してみたら
だんだんそうじゃないものも見えてくる。その愛にクレオパトラが溺れれば溺れるほど
最後に女王として死んでゆく姿が
大塚「逆に凛としてね」
そう凛として見えてくるのね。本当にシェイクスピアって凄い


クレオパトラの最後のセリフ
「私は火と風、土と水はくれてやる」についても話されています
  ヤンさん舞台生活30周年、Female vol.10!
ご挨拶は足を痛められたあとなのでかなり悲壮感漂っています。

麻実れいさん、小藤田先生、小池修一郎さん、上田遙さん、SHUNさん
港ゆりかさん、笠松泰洋さんからのお祝いのメッセージ

小池先生のを少し抜粋
今年の2月、パリで偶然ヤンに会った。地方都市のナントまでコンテポラリーダンスの
名手マリ・クロード・ピトラガラの公演を観て来た帰りだと言う。相変わらず
フットワーク軽く世界のアートに触発されているなあと感心した。
 宝塚を退団してから、多少の紆余曲折を経つつも、常にその時その時自分の
興味のおもむくまま、女優としてダンサーとして歌手として、更に振付家として
さまざまなジャンルに挑戦してきた。その軌跡を振り返ると、何ものにも束縛されず
常に自分の意志に忠実に風に向かって進んできた安寿ミラがいる。暖かい風も
あれば吹きすさぶ北風の中も通り抜けて来た。しかし、どんな時も姿勢を曲げること
なく、自分に忠実に生きて来た彼女には、いつしかアーティストとしての風格が
刻まれている。
決して自分を生温い環境に置かない舞台芸術の求道者・安寿ミラ。蓄積された力が
稔るのはこれからだろう。今後の彼女の活動に大いに期待している
  再演です!

ヤンさんの言葉より

前回は出来上がっている周りについていくのと、この重い台本をこなすことで
精一杯だったうえに、感情に流されるままになってしまい、思うところまで到達
できなかった。
それもあって、今回稽古に入る前にフェイが息づいた街に身を置いてみようと
ヴェトナムに行って来た。戦争博物館、拷問装置、生々しい傷跡・・・
”人間は何故、ここまで残酷になれるのだろう・・” 
〜中略〜
結局は想像の中でしかわからないことばかりだったが、それでもこの脚本(ほん)
の深部に少しでも触れられた気がした。
フェイが感じた恐怖、夢・・・今回演じる上で、どこまでリアルに伝えられるか
・・・難しいけれどもう一度ー
一筋の光を求めるフェイと勇気を持って向かい合いたい


です


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