箭根森八幡宮の由緒



 箭根森八幡宮の創建の年月日はわかって

いません。元禄九年(1696年)南部藩田名部代官所

に神輿渡御執行を願い出ていることから、それ

以前の創建と推測されます。

当神社に伝わる 「箭根森八幡宮縁起」 には、

康平五年(1062年)源頼義(みなもとのよりよし)

に勧請され、延宝二年(1674年)七月、第四代

南部藩主南部重信によって再建されたとあります

 相殿には海上安全の神として月読尊が祀られています。港町として栄えたこの地に、出羽三山の

月山神社より御分霊を賜ったものと思われますが、いつ合祀されたかわかっていません。

宝永六年(1709年)八幡宮神輿、月山宮神輿が寄進されていることからそれ以前に

合祀されたものと思われます。

 明治六年(1773年)現在の本殿、拝殿を建立。昭和五一年幣殿を増築。平成四年より神輿渡御

三百年祭事業として、内・外壁修理、手水舎の改築、参道の整備等行い、平成七年神輿渡御三百年祭

記念大祭が執行されました。






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