7月15日今日のインパクに紹介されました。 花火見物や縁日、夕涼み。ゆかた姿を見かけると、「おっ、いいねぇ」と思います。藍染めの伝統的なものをはじめ、最近はデザインも多様。気軽に着る若い人も多いみたいです。蒸し暑くて不快指数の高い日本の夏ですが、ゆかたのさわやかな色・柄は、ひとときの涼と季節感を運んでくれるようです。 |
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ゆかたの語源は、「湯帷子(ゆかたびら)」からきているといいます。昔、まだ湯船につかる習慣がなく、風呂といえば蒸風呂だった時代、入浴するときに着用した麻のきものが「湯帷子」。ゆかたを「浴衣」と書くのも、そんなところに由来しています。庶民の夏のきものとして、主に木綿素材のものが用いられるようになったのは、江戸時代に入ってからのことだそうです。 |
和服って、魅力を感じながらも、なかなか着る機会は多くありません。でもゆかたなら、ちょっと着てみようかなという気にさせられます。最近は自分で帯が結べなくてもカンタンに着られるものもあって、人気も高まっています。 ただ、ゆかたがどんなにカジュアルになっても、やはり和の趣は残したいもの。季節の風物を染め抜いた和調の柄が、やはり日本人の心をくすぐるのではないでしょうか。 |
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そんな図案を紹介するパビリオンが、「染織図案」。美しい四季折々の花や鳥などをモチーフに、ゆかたをはじめ、きものの柄のもとになっている染織図案を見ることができます。きものの柄となるべく反物に染めあげられる図案は、それだけでひとつの芸術として鑑賞するに値する日本画作品。作品を楽しみながら、その描かれ方、歴史なども見ることができます。 |
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伝統の意匠、現代のデザイン。きものの柄にも、その時代時代の流行や世相のようなものが表れるようです。さて、あなたはどんな柄がお好みですか? |
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