屋久島は九州最南端の佐多岬から南へ約60kmに位置しており,その最高峰宮之浦岳(1,935m)は九州で最も高い山である。屋久島中央部は中期中新世の花崗岩類からなる急峻な山地が連続しており,海岸付近は始新世の四万十累層群熊毛層群に属する堆積岩類で構成されている。
屋久島南部の鯛川にかかる千尋滝,右岸側の急崖をなす花崗岩の高さは160m
千尋滝を構成するのは黒雲母花崗岩
竜神の滝はホルンフェルス化した熊毛層群の泥質岩,砂岩からなります
鯛川はトローキノ滝を経て,太平洋に達します
尾之間港から眺めたモッチョム岳方向を望む
ここにはホルンフェルス化した熊毛層群の砂岩優勢泥質岩互層が分布する
屋久島南部のモッチョム岳(940m)
モッチョム岳にかかる虹,芋塚岳(794m)南側の林道より
屋久島南部の平内の海岸から眺めたモッチョム岳,耳岳(1202m),割石岳(1410.2m)
平内の海岸には急傾斜の層理を示すホルンフェルス化した熊毛層群の砂岩,泥質岩互層が広く分布する
屋久島南部の平内にある有名な平内海中温泉,干潮時の前後2時間くらいが入り頃,ちなみに,西隣の湯泊温泉はいつでも入浴可能です
平内海中温泉はホルンフェルス化した熊毛層群の泥質岩優勢層から湧出
屋久島西部の大川にかかる大川の滝,その高さは88m
大川の滝を構成するのはホルンフェルス化した熊毛層群の泥質岩優勢層
屋久島と言えば,やはり屋久杉でしょう,ここは屋久杉ランドです
屋久杉の,切り株更新
土埋木と言うそうです,江戸時代に伐採され,放置された木で現在の屋久杉工芸の材料に使われているそうです
屋久杉の試し切り跡,平木を作るために割れやすい木かを調べるために試し切りを行ったそうです
屋久島西部林道を闊歩する屋久鹿
お山の大将,南部林道近くで見かけた屋久猿の群れ中のボス?
屋久島はここ⇒