TOP >> Do it yourself!! >> HKS EVC(EVC 5)の取付




■HKS EVC(EVC 5)の取付
■用意したもの
□4-6φホースジョイナー×2
□6-4-6φホースジョイナー
□4φホースクランプ
□6φホースクランプ
□4φシリコンホース
□6φシリコンホース
□6φシリコンゴムキャップ
□HKS ディスプレイスタンド(EVCオプション品)


装着したのはHKSのEVC。35周年記念の限定モデルでディスプレイがアンバーのモデルです。


楽天市場で購入しました↓↓


せっかくなんでオプションのディスプレイスタンドも購入しました↓↓
平成20年6月にSA八戸店で開催されたプローバフェアで強化アクチュエーターとブローオフバルブを購入・装着しました。

装着前の時点でオーバーシュートで約1.7kg/cm2(安定で約1.3〜1.4kg/cm2くらい)もブーストがかかっていたのですが、装着後は、なななんとブースト計の針を振り切るようになってしまいました。ある程度は予想していましたが、ぶっ飛びすぎです…。orz

←強化アクチュエーター装着前。(ピークホールド値)

←強化アクチュエーター装着後。(ピークホールド値)

アクチュエーターの長さを調整しなおしても、オーバーシュートで1.9kg/cm2くらい!はっきり言ってヤバすぎです…。orz
←強化アクチュエーター装着後、長さ調整後。(ピークホールド値)

プローバのSSECUを装着しているので、ブーストコントローラーは装着する予定がなかったのですが、これじゃどうにもならないので諦めて装着することに。

予定外の出来事で、ブーストコントローラーに対する知識が全然なかったのでネットで色々と検索してみました。すると、リンクしていただいている「IMPACT BLUE」のTOMOさんもEVCを装着されていたので、メールしてアドバイスをいただきました。TOMOさん、ありがとうございました。m(vv)m
通常版と限定版のイエロー、アンバーと3種類ありましたが、GDBのメーター照明は赤系なので、ほとんど迷わずアンバーを選択。

ケータイ(au W54SA)と比較するとコンパクトさが分かりますね。
装着にあたって、TOMOさんのアドバイスを参考に必要なパーツを揃えました。

今回はケチらずに揃えたので、これだけで7千円位もします。orz

まずはエンジンルームから車内へハーネスを引き込みます。

定番のフロントパイプの後ろ付近のグロメットは既にメーターの配線が引き込んであるのと、熱害が気になるのでエアクリーナーBOX付近のサービスホールから引き込むことに。

この辺は、「Feel Drive!」のたろ君から情報をいただきました。たろ君、サンキュー!m(vv)m
ジャッキアップしてタイヤを外し、インナーフェンダーを半分ほど外すと写真のドライバーを差し込んでいるあたりにグロメットがあるので、ここから車内に繋がっています。
ところが、ハーネスのコネクターがデカい!!

器用であれば、コネクターから一度端子を引き抜いてから、穴をあけたグロメットに配線を差し込めば最小限のサイズの穴で済むと思いますが、今回は強引にいきました。(^^ゞ

カッターでグロメットに縦に切り込み、これまたかなり固いのですが、シリコンスプレーを吹いて力ずくで一気に通しました。
ハーネスをコルゲートチューブを使用して保護しつつ、純正のハーネスと一緒に束ねます。
念のため、切込みを入れたグロメットには防水のためコーキング処理しました。

水がハーネスを伝わって来ても良いように、U字にして固定。

こうしておけば、水はUの底辺で勝手に落ちてくれます。
運転席側の足元の内装を取り外します。

ちょうどこの辺のサービスホールからハーネスを車内へ引き込むことが出来ます。
バッテリーのマイナス端子を外します。

電源はACCから取り出しました。。取説にはIGNから分岐するように記載されていますが、IGNから電源を取ってみるとギヤをバックに入れるとEVCのディスプレイの照明が一瞬チラつくような感じになりました。
そこで改めてACCから電源を取ると症状が発生しません。IGN電源だとノイズを拾うんでしょうか??

アースは適当に取り、ECUから回転信号とスロットル信号(もしくは車速信号)を確保します。
それにしてもカーペットをめくると配線がゴチャゴチャ。整理する気にもなりません…。

取説には様々な車種のECUの信号の在りかが記載されているのでとても親切です。


被覆をカッターで剥いで、付属のスプライスを使用してしっかり配線します。

配線後はビニールテープや配線テープ等できちんと絶縁します。
インパネを外し、信号線をしっかりと接続。
エーモンの配線通しがあると超便利です。
■エンジンルームから車内へのコード引き込みにエーモン 1161 配線ガイド

フレキシブルタイプなので、工具箱にもすんなり収納できます。
ちなみにコレを購入する前は、針金ハンガーをバラして使用してました。(^^ゞ
車内の配線が終わったら、バルブユニットを取り付けます。

純正のソレノイドバルブ付近のステーに固定することにしました。
バルブを固定するに当たり、左の写真の純正コネクターが邪魔なので、反対側へ移設しました。


バルブユニットの取付箇所は、純正のソレノイドバルブが固定されているステーの既存の穴を利用することを考えましたが、フェンダーに近すぎると水濡れの心配があり、エンジン側に近づけると今度は熱の心配があるので、結局自分でアルミ板を切り出してマウントステーを自作しました。

ダンボールで型紙を作成し、アルミ板を金切りハサミで切り出します。

そのままでは素っ気ないので、カーボン調のカッティングシートを両面に貼り付けました。

穴は7.2Vの電動ドリルを使用しましたが、安物で良いのでボール盤が欲しくなりました。(^^ゞ


バルブユニットを仮固定。

固定はボルト・ナットが1箇所、写真では見辛いですが補助的にタイラップも1本使用しています。


自分的には丁度良い位置に取り付けできました。

ちなみにGRBインプレッサやレガシィにはオプションでカーボンマウントもラインナップされています。


後日、念のため、ビリオンのスーパーサーモクロスを使用して熱対策をしてみました。(^-^)v

楽天市場でも売ってます↓↓
配管方法は取説に車種別の詳しい解説が記載されているので、その通りに配管していきます。
この部分が手がなかなか入らないので厄介です。時間と労力を惜しまないならインタークーラーを外しても良いかもしれません。

この部分には純正配管の中にオリフィスが挿入されていますが、取説には残すようにとの記載がないので、オリフィスは使用せずにシリコンホースをそのまま配管しました。
ちなみに、後でオリフィスを使用することになっても良いように、4-4φのホースジョイナーも念のため用意しておきました。(^^ゞ

↑こんな感じの先の長いペンチがあると便利です。ダイソーにて210円で購入。(TOMOさんからこれもアドバイスいただきました)
配管は付属のホースは一切使用せず、ジュランのシリコンホースを用意して使用しました。

付属のホースは耐油ホースなので、耐油性のないシリコンホースでは若干心配ですが、もろに油が通るラインではないと思うので、作業性と見た目でシリコンホースを使用することにしました。

左の写真はアクチュエーターに接続しています。
バルブユニットからのホース径は6φが2本、4φが1本あるので、6φの配管については予め準備しておいた4-6φホースジョイナーを使用して径を変換します。

タイラップで固定でも良いと思いますが、ジュランのホースクランプを使用しました。

が、ジュランの6φのシリコンホースは6φ用のホースクランプでは緩くて固定できないので、かしめてから使用することになります。orz

4φのほうは問題なく使用できましたが…。
純正のソレノイドバルブは殺してしまうので、シリコンキャップで蓋をします。写真には写っていませんが、もう1箇所、蓋をします。


↑矢印の箇所にもシリコンキャップを使用しました。
左の写真の矢印の部分には、純正ホースを切らずに引っこ抜き、6-4-6φホースジョイナーを使用して配管を分岐させました。
こんな感じで、エンジンルームの配管は完成です。

純正チックにいくならシリコンホースは黒を使用しても良いかもしれませんね。(^^ゞ

ただ青いホースで統一すると配管のチェックがしやすいので良しとします。なにより個人的にはいかにもって感じがそそられます(笑)
ディスプレイの設置場所は散々悩みました。(^^ゞ

そして結局はこの位置に。ブーストについては、出来るだけ常時確認したいので若干メーターが見づらい感じもしますが、アイドリング時の回転数はRSMでも確認できますし、警告灯もギリギリ視認可能です。

↑オプションのディスプレイスタンドを使用して取り付けました。角度の微調整も出来ますし、足があるお陰で警告灯もかろうじて確認できます。
EVCのお陰でよりコクピットらしくなりました。(^-^)




                   〜オマケ〜

EVCの装着によってRSMも設置場所を変更しました。

今までは汎用のステーを使用して装着していましたが、こちらも別売りのステーを購入して装着しなおしました。

RSM用のステーは↓楽天市場↓で購入しました。
アペックス RSM-GP専用スタンド



以前は、こんな感じに運転席側Aピラー側のエアコン吹き出し口の上に設置していました。




写真左の配線フックは、本当は見た目が悪いので使いたくないのですが、カーボン調のカッティングシートを貼り付けてちょっとだけオシャレをしてみました。(^-^)v
装着自体は3時間から4時間くらいあれば可能だと思います。特に難しい箇所もないのですが、記事にも書いたとおりインタークーラーを外さないで作業するなら先の長いペンチは必須です。それと、今回使用したシリコンホースは熱や膨張には強いようですが、縦方向に裂けやすいようなので、ペンチを使用して装着する際は傷をつけないように注意する必要があると感じました。

色々とセッティングができるブーストコンローラーなので、これからじっくりと煮詰めていきたいと思います。とりあえず初期設定だけをしてみた感じでも、ブースト圧がピタッと制御できるので、安心してアクセルを踏むことが出来るようになりました。(^-^)

ちなみにノーマルブースト設定で、純正のソレノイドを殺した状態での最大ブースト圧は、82kpa(約0.8kg/cm2)でした。

作業実施日 2008年07月07日

総走行距離 62,400km



サイトマップ | IMPREZA!? | Do it yourself!! | TOOL | 本舗エンジニアリング | GALLERY | インプレッサを楽しく維持(イジ)る
ウチのインプのトラブル記 | DATA | | BBS | インプレッサがあるから。 | 我が家のパレットさん | AE111 LEVIN | LINK

トップに戻る Do it yourself!!に戻る