園長より

平成25年4月より認定こども園つばさ園長、および東彼杵中央幼稚園 園長に就任いたしました、生田 真です。改めてご挨拶申し上げます。

本園は、ただ単に決められた時間、子どもたちのお世話をすることが目的ではありません。「楽しく学び自ら伸びる子ども」を育てること、そのために「子どもと共に喜び共に育つ園」であることを理念とし、日々子どもたちの教育・保育を行っております。

子どもにとって「楽しい」とは、挑戦して「できた」という達成感を味わい、自信を深めていくことです。楽しいことは、何度も繰り返し行うので、自然と自ら伸びる子どもに育っていきます。またカキクケコ(かんがえる、きく、くふうする、けいこする、こらえる)を合言葉に、自らの頭で考え、行動し、挑戦を繰り返す子どもたちを目指しています。その目的のために、園庭等の環境を充実させ、知育面での取り組みを行い、各種行事の実施や、職員の日々の指導の充実など様々な手段をとっています。

これらの手段、そして園自体、常に発展途上であり、今後もさらなる改善をしていきます。 子ども達の成長に触れることで、私たち職員もやる気をもらい、子どもたちに負けないように、自らも成長していく力とする、そのように常に前向きに進んでいく園を実現することが私の責務だと考えています。その結果として、園児達一人ひとりが、卒園した後も自分の望む人生を切り開いて幸せを実現し、また、その幸せを回りの人たちに、そして社会全体に広げていってもらいたいと強く願っております。

認定こども園つばさ園長     
東彼杵中央幼稚園園長 生田 真

教育内容

子供達の脳は大変柔軟で、遊びの中で、日々成長していきます。しかし、その背中を少し押してあげることで、さらに大きく伸びていってくれます。早期教育については、様々な批判がありますが、小さいうちにしか学べないことが沢山あるのは確かです。大切なのは、子供達が楽しんで取り組むことです。子供達の将来のために、私達大人は何をすべきなのでしょうか?当園では(単純に「漢字を読める」、「英語を話せる」ことを目的としているわけではありませんが)、子供達の成長を促すために効果的な素材として、下記のような手法を取り入れています。

■フラッシュカード
フラッシュカードの授業風景 瞬間的にカードを見せながら読み上げ、それを理解して記憶します。視覚、聴覚からの刺激により脳のインプットの練習になります。いかに楽しくやるかが先生の腕の見せ所です。


■立腰
立腰の授業風景毎朝、静かな環境で姿勢を正して瞑想を行います。その姿が、「腰骨を立てる」ことから「立腰」と呼んでいます(森信三氏の提唱)。子供達には日常の「動」の中に「静」の時間を持つことで、落ち着いて話を聞くことができるようになっていきます。小学校就学前に、この取り組みを行うことは非常に大切です。

■漢字絵本
使っている漢字絵本 年少から漢字の絵本を読んでいきます。子供達は平仮名よりもむしろ複雑な漢字を覚えるほうが得意です。漢字絵本を使うことで、幼少から「本を読む楽しさ」、「漢字への親しみ」を育てると同時に、子供達の脳の発達を助けます。

■英語
英語の授業風景 中学生以降から英語を学習した日本人が、英語の聞き取り('L','R'など)をするのには、大変な苦労があります。英語は、日本語にない周波数の音を含んでいて、それを聞き分けるためには、小さなうちから英語の発音を聞くことが大切です。中央幼稚園では、ネイティブの先生が英語の授業を行い、異文化コミュニケーションができる子供を育てます。

環境

東彼杵町の自然に囲まれ、約3600坪の広大な敷地に中央幼稚園はあります。園庭には桑の実、野いちご、どんぐり等、自然がいっぱいで、幼稚園に慣れた子ども達はどこに何が生っているか良く知っていますよ。

   
小道を上って行くと…             ヤギと馬達の家です

  
丘のふもとには池と…      小さな滝があります

ビニールハウスで園に植える草花を育てています


緑の丘にも遊具


人懐っこいジェリー(馬)とメリー(ヤギ)です

その他

・月曜〜金曜は給食です(但し月1回はお弁当の日)。給食は玄米を主食として、野菜などもおいしく食べてくれるように工夫しています。

・朝は7時より受け入れ可能、預り保育は19時まで実施しています。

・大村方面と彼杵方面へ通園バスを運行しています(定員あり)。

園の情報

平成23年度の自己評価(職員自身)と関係者(保護者)評価の結果です。保護者の皆様におかれましては、アンケートへのご協力ありがとうございました。本園では、これらの評価を通じて、よりよい園作りを行ってまいります。
  平成23年度自己評価まとめ
  平成23年度保護者評価まとめ
  平成23年度保護者評価自由記述