.    '09年3月28日

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冬の樹木観察(3月14日開催)

 からすの学校 ・第28回は、冬の樹木観察
この時期の恒例講座となった、馬場多久男先生による、冬の樹木観察です。 小雨まじりの冬寒の一日、今回の講座を通じて、多くの方がこれまで‘見ても見えず’ だった冬芽に興味を持たれたようです。
 まずは園内で標本の採取。葉に比べて個体差の少ない冬芽ですが、枝のタイプ(短枝、徒長枝、当年枝etc) により変異があります。 あるいは、切断する個所により、与えるダメージが大きく違います。いかに適切に採取するかのノウハウをご伝授いただきました。 その後、会場を室内に移して、数名づつの班に分かれての検索(同定)実習。   はじめは戸惑っておられた方も、やがてコツをつかみ、採取あるいは事前に用意したサンプルを次々と同定されました。
こうしてまた、マニアック(?)な方々の誕生です!






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ビニールの中身は?

 ビニールに包まれているのは、玉切って山積みにしたアカマツです。これをご覧になり「なんだろう?」と思われましたか、それとも 「ここも、松くい虫被害地か」と思われましたか?   「松くい虫」を思い浮かべた方 ご安心ください。 これはあくまでも【予防処置】です。
 この場所は境界地で、左側が当園地 右側が私有地になっています。今回伐ったのは私有林であり 松くい虫(マツ材線虫病)等の病気に罹患していない健全木です。それではなぜ?… 実は、この上空に電線が通っており、その保守 のために支障となる樹を伐ったものです。 伐採木は、所管の指導に従い、薬剤による予防的な薫蒸処理がなされました。園内での松くい被害はまだありませんが、近郊まで迫っており、もはや時間の問題と思われます。なお、当病害の駆除(薬剤散布)や植生遷移の観点から、対策について賛否両論様々な意見があります。



    松くい虫(マツ材線虫病)については⇒こちら


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水温む

 春です。流れ落ちる滝の水も、背景に見える蝶ケ岳の雪景色も、もはや 寒々しいものではなくなりました。園内では、ザゼンソウダンコウバイ、あるいは雌花が可憐なツノハシバミが咲いています。
 これまで姿は見えてもめったに聞くことのなかったホオジロミソサザイの囀(さえず)りが盛んになり、繁殖期(恋)の到来を知らせています。 一方で、真冬に繁殖期を迎えたカワガラスが、 烏川の川面をかすめて飛翔しています。 すでに子育ては終わったのでしょうか。それとも育児真っ盛りで、エサを求めて飛び回っているのでしょうか。
 野鳥といえば、4月19・25日は、オオルリ観察会。 去年は 20日に第1回目の観察会を開催したのですが、 なんと、前日になっても園内での確認ができず主催者をハラハラさせました。(…で、その結末は ⇒ こちら)  さてさて、今年はいかが相成ることやら