早春の花 (園地外情報)
オウレンやユキワリソウとともに、信州に春の訪れを実感させる野の花のセツブンソウ。
当WEB管理者が講師を務める講座で訪れた際の写真です。 あまりにも小さな花〔白い 5弁の花びらのように見えるのは‘萼(がく)’〕、なおかつ冬枯れの落ち葉のなかに生えているため、意識しないと見逃してしまいます。
しかし、眼が慣れると一面に咲く姿に見る者を感動させます。そして『あぁ、春が来た』と思わせるのでした。厳しい冬(個人的には大好きな季節なのですが…)が過ぎて、まためぐってくる春。 多くの野生動物にとっては、どうにか生き延びて、迎えることができる季節です。
とはいえ、エサに困らなくなる恵みの時までには、まだまだ間があります。 今はまだ、越冬した動物にとっては、エネルギー不足の厳しい時期です。
しかし、やがて春風と陽光の中、安堵の時を過ごせることでしょう。『あと少し。 もう ひと頑張り!』
|