小林歯科診療所



歯(口の中)の痛みついて考えてみました

 歯科医院を訪れる患者さんの主訴(来院した理由)は、痛い、落ちた、腫れた、噛めないが
多数を占めます。中でも「痛い」は切実で、収まらない限りは、診察台から降りてくれません。
 歯科においての「痛い」の原因と除去法を考えてみました。

1.痛みの場所
 1)歯
 2)歯肉
 3)それ以外の場所(関節、喉、顎など)
2.痛み方
 1)時々
 2)ずっと
 3)間歇的にまたは、波状的に
 4)噛んだとき、噛まなくても
3.痛みの程度
 1)気になる程度
 2)我慢できる程度
 3)激しく、我慢できない
 4)じっとしていられないくらい激しい
4.痛みの種類(日本語での表現は豊かで、原因を推察するのに役立ちます)
 ・ずきずき、ずきんずきん、しくしく、じんじん、じわ〜っ、もわ〜っ、等々

以下、原因から痛み方を、反対に痛み方から原因を探る試みをしてみます。学問的に実証す
るのでなく、日常の診療から実戦的に考えますので、反論も多いと思われますが、「痛みを取
ること」「再発しないこと」を条件に、現実的に考えていきます。

少しづつ書いて段落毎にまとめます。
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