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ukulele 2003-2

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 型に入れてくびれの位置を合わせながら寸法を決めていきます。 
 おしりの部分の切断です、のこぎりで慎重に切り進めます。ピタッと決まることはまずありませんが、ベルトサンダーをかけて、修正します。
 うまくいかなければ、この部分だけ別の材料をはめ込んでおしゃれに仕上げることもできます。
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 サイドの厚みを決めて、切断します。ここは切りにくいです。曲がった薄板ですから、写真のように角材を置いて、少しでも材が固定できるように工夫しているつもりです。
 のこぎりの刃先を使って少しずつ切っていきます、決してあせってはいけません。
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 ネックブロックはアフリカンマホガニーのソプラノ用ネックの余り材から取ります。
 マホガニー材はやたら手に入りませんから、こうした端材は大切に使います。
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 ネックブロックとエンドブロックを作りました。エンドブロックは近くのDIY店で売っていた怪しいスプルースです、多分シトカスプルースだと思いますが、軽くて、加工しやすければいいかなと思って使いました。
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 エンドブロックから接着しました。エンドブロックの方がRが緩いからです。
 クランプでかなり締めます、ゆがみが出ていないか注意しながら、締め付けすぎにも気をつけます。
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 ネックブロック側です、タイトボンドをつけてすぐに接着せず、しばらく待ちます。タイトボンドは接着力は強いのですが、塗ったばかりの状態では滑ります。中心を外すといけないので、慎重に接着しましょう。
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 ボンドがはみ出るくらいにして接着します。この時サイドの板がずれていないか注意します。クランプも2本は用意しておいた方が良いようです。
 ここではカムクランプよりは普通のFクランプの方が強く締めることができます。
 何故カムクランプを使っているかというと、Fクランプがもうないんです。
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 枠の中での作業ですが、こうやって少しずつ形になっていきます。
 ネックブロックはダボ継ぎとして考えていますが、マーティンのウクレレはダヴテイルです、作ってみるとダヴテイルにしなければこんなに厚みがなくても良かったかなと思います。
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 13日の金曜日、蒸し暑く作業をするには余り適しませんが、ライニングを接着しました。ソプラノウクレレの時はライニングを付けませんでしたが、この大きさだと少し不安です。
 曲げでうまくいかなかったサイド材を切って貼り合わせました。曲げにくい所はのこぎりで挽き溝を作ってみました。
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 トップにブレイスをつけます、これは前回作ったギターのブレイスの端材から取りましたが、残りはブレイスを切り出さないといけません。イングルマンスプルースを使っていますが、シトカスプルースも使ってみたいと思います。
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 ブレイスを削っていきます、前回は角材の状態で作りましたが、今回は容積も大きいのでちょっとおしゃれにギター風に作っていきます。高さ、厚み、削り方等すべて音に関係しそうなんですが、ブレイスについては企業秘密でよくわかりません、ただブレイスをつけるとトップをたたくと音が一変します。
 私の場合は良い音に鳴りますようにと祈りを込めてたたき自己満足で終わります。
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 ブレイスを貼りながら、ブリッジの位置が決まっていないために補強板が貼れない事に気づきました。
 ということで急遽指板作りです。スケールは390mmにして、14フレットジョイントにしました。
 そうすると指板長は25cm必要になり、ソプラノ12フレットのように普通のヘッドプレートでは足りません。そこでLMIのIndian Rosewood, doubles 5ドルを2等分して使うことにしました。ヘッドプレートは指板ほどの厚みは無いのですが、薄い分材を削らなくても良いのでウクレレ用にはとても使いやすいと思います。
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 フレットを切り始めます。ギーギー賑やかな音がしたので少し油をつけてすべりを良くしました。マイターボックスの真ちゅうの部分は微妙な調整が可能です。
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 真横からみるとこのように切れています。ローズウッドの場合はそれほど堅くないので、押し切りでサクサク切れていきます。
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 補強板を貼りました、ローズウッドはマーチンキットの端材です、薄くしたつもりですがどんなものでしょう。
 この位置の裏にブリッジがつく予定です。14フレットジョイントのためギターと同じようにトップの中央よりにブリッジが来ます。
 補強板はマホガニーだけです、ブビンガは重いウクレレになりそうなため懸命にヤスリがけをしていますが、なかなか薄くなりません。
 1台はすべてブビンガで作ってみようと思いますが、もう一台はトップは別の材の方が良さそうです。
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 エンドピースを入れました。(写真左)ローズウッドのバインディング材をはめ込みました。もう一台はエンドピースの幅が広くなりすぎてしまい、メイプルを入れました。メイプル材は白い木目ですが、堅い材です。
ブビンガは堅い材なのでこのままいきたいと思います。
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 バック材にもブレイスを接着し、形を整えたところでラベルを貼ります。
 バックブレイスは今回もRをつけて接着したので若干丸くなる予定です。
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 サイドとトップの接着です、中心を何回も確認しながら接着します、クランプをかけて位置がずれてしまうと写真のようにボンドが汚く付いてしまいます。
 
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 接着の準備をします、特にブレイスの当たるライニングはヤスリで落としておきます。
 
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 スプールクランプを用意して、慎重に素早く作業を進めます。猫の手は必要ないですが、ウクレレでもこの時ばかりは忙しいんですよ。ギターの時はもう必死で作業します。クランプもネジの位置を調整しておいた方が良いです。
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