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ukulele 2003-4

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8/23
 ローズの突き板を貼ってインレイを入れてみようかと思っていたのですが、適当な端材が無く、前回と同じやり方です。この大きさだと、ギター用のヘッドプレートで2枚取れません。カーリーメイプルの突き板は今回強く締めすぎたのか、ひびが入ってしまうことがありました。杢のある材は扱いを慎重にしましょう。
8/26
 接合はダボの一発勝負です。
この作業は大きめのボール盤が欲しいですね。
8/26
 とりあえず一台だけ接着してきました。ハイドグルーを使っています。
 前回の反省を生かして、ネックの仕込み角と左右のバランスを第一優先にして、固定してきました。
 ジョイント部に若干隙間ができてしまいました。
8/27
 指板の長さの調整をしました。どうやら予備にとっておいたネックの長さがあだになって、14フレットジョイントではナットの幅が広すぎてしまいます。
 14.5フレットでのジョイントがベストでした。ブリッジ位置がサウンドホールよりになってしまいますが、この程度は問題ないでしょう。
8/27
 フレットを打ち始めました。指板の薄さが心配です。
フレットを打つたびに指板がしなってしまいます。
 
8/28
 手順がいったり来たりですが、指板を接着してしまうとボディの塗装がやっかいになりそうなので、ボディのみ軽く研磨して、塗装に入りました。
 今回はオイル仕上げに挑戦しようと思います。
まずはシーラー&フィラーを布にとってこすります。
これだけでも十分艶が出てきました。
8/29
 ペグ穴を開けるのをすっかり忘れていました。あわててボール盤で開けました。
 ボディ側は塗装に入っているのにネックはまだまだこれからやることがいっぱいの状態です。ただ、ネック幅に多少余裕があるので、指板を貼る時に中心を揃えることができます。
9/2
 9月になってしまいました、目標は7月だったのですが、このペースでいくと9月末に完成予定です。
 ネックが順ぞりの状態でしたので、少し修正してみました。それでも完全ではありません。この状態で接着するとネックと指板に隙間が出てしまいます。
9/8
 エボニーはギターのブリッジ材として購入したものをナットとサドル用に切り分けて使っています。溝に合わせて調整しますが、結構な時間がかかります。ゆっくりヤスリで削りながら合わせていきます。
9/8
 ブリッジです、6個できる予定がちょっとしたミスで4個だけになりました。穴開けの場所を間違えてしまったのです。
 作り方はソプラノウクレレと全く同じですが、前回一台はブリッジが飛んでしまいました。接着するときに気をつけましょう。
 
9/8
 ブリッジの接着に備えてボディの方もオイル仕上げしておきます。シーラー&フィラーを塗った後はマイクロポリッシュで軽く磨き、このオイルを塗るだけです。
 この方法はとても簡単でそれなりにきれいに仕上がります。
 ちょっとにおいが気になりますが、しばらくすると消えます。
9/8
 指板にサイドポジションを打ちました。フレットが多いために5・7・10・12フレットに入れます。大和マークさんから購入したものです。1本100円ですがこの程度入れると10台分作れます。
9/12
 大きな失敗をしてしまい落ち込んでいましたが、気を取り直して作業再開です。ブビンガトップのウクレレのブリッジの位置を勘違いして1cm後ろに接着してしまったのです。さっそくリペアしなくてはいけませんが、こちらの二つ穴ウクレレの方は間違えないように位置を決めました。
 マスキングテープを貼り、ネックの延長線を書きます。次に弦長を12フレット×2+2.5mmに決めます。
 
9/13
 今回のコンサートウクレレはネックを平行にセットしてあるのでサドルはあまり高くしては弾きにくくなります。
 ブリッジの溝ですがバンドソウでそのまま切っていますが、ちょっと野性的ですねえ。
9/13
 ナットはギターを作ったときに失敗したボーンを使いました。まだ高い感じですね。
 ペグはT'sギターさんから購入したものを使ってみます。前回よりちょっと高級な感じですが、ペグもいろいろありますから余裕があれば良いものを使いたいですね。
9/13
 ナットとサドルの高さを調整しながら定規を使ってフレットとの高さをみていきます。
 12フレット周辺で高さを調べます。ナットの溝を切っていないので実際にはもう少し弦が低くセットされます。まあこんなものでしょうか。
9/13
 新兵器の登場です、まあ使ってみてそれほど素晴らしいと思うほどではありませんが、目で位置を決めることを思えば失敗は減ります。
 このウクレレはLow-G仕様にしようと思います。もちろんそのためにはブリッジの溝とナットの溝を加工しておきます。
 肝心の弦が無くて今日はここまでです。
9/16
 弦を張って様子をみます、まだナットの高さが高いこととサドルの高さももう少し低くしなければいけませんがとりあえず1台完成しました。
9/16
 上は昨年作ったものですが、コンサートウクレレになると音量と響きが変わってきます。
 楽器としてはこのクラスの方が表現力があっていいかな、と個人的には感じました。
 残り三台もなんとか仕上げようと思います。
9/16
 こちらはアフリカンマホガニーにローズウッドのバインディングをしたものです。
 もうじきブリッジの接着をしますが、バインディングがいい味出してきました。
ukulele 2003-5